文化・ライフ

ゴルフクラブを縦にすれば力が抜けスムーズなスイングに

「クラブの重さを感じる」

「クラブの重さを感じる」ことは正しいスイング作りのキーポイントと言われている。感じるためには手の力を抜くことが大切だが、多くの人は間違ったクラブの上げ方によって、力を入れざるを得なくなっている。正しいクラブポジションの理解が必要だ。

 昔から「ヘッドの重さを感じろ」という教えがあります。重さを感じるには、手に力を入れないことが大切です。しかしこれを体得できないと、多くの人は気持ちの問題として力まないよう心掛けたり、アドレスで握る力を弱めるなどしています。ところが問題はそうしたことではないため、改善の糸口がつかめません。

 原因はクラブヘッドを正しいプレーンから外れた位置に上げていることにあります。クラブを上げる際、シャフトを寝かせてしまうと、ヘッドの重さが手首に負担となり、それを支えようとして手に余計な力が入ってしまうのです。

 シャフトを立ててみましょう。グリップエンドのほぼ真上にヘッドがある状態にすると、同じ重さなのに、クラブは軽く感じられるはずです。これならば、手に力を入れなくても支えられます。

 バックスイングの途中で、左腕が地面と水平になるタイミングで、正面から見てクラブは腕とほぼ90度になるのがクラブの正しいポジションです。飛球線後方から見ると、クラブが立っているため、シャフトの延長線が地面を指すのは、ボールよりも少し体に近い位置になるでしょう。

ゴルフクラブを間違った位置に挙げてしまう原因は?

 連載の8回目で、シャフトが水平のときに正しいクラブのポジショニングを説明しました。それがバックスイングの第1チェックポイントとすると、腕が水平になるタイミングはバックスイングの第2チェックポイントになります。

 間違ったポジションに上げてしまう原因の1つに、ヘッドの軌道を表すスイングプレーンを1つの平面と考えることが挙げられます。しかし手首のコッキングを使ってヘッドを上に持ち上げる動きを加えるならば、プレーンは写真のような2つの面の組み合わせになるのが正しいのです。

 クラブを軽く感じる状態にポジショニングできると、本来、感じるべき重さに敏感になれます。それは、ヘッドに働く遠心力です。遠心力を感じていれば、ヘッドの位置を確かめながら振れます。位置を感じられればタイミングが合わせられ、ヘッドの動きをコントロールする感覚がもてるようになります。

腰の高さまでと、その上とでスイングプレーンは変わる

腰の高さまでと、その上とでスイングプレーンは変わる。下のプレーンはカラダの回転で作り、上のプレーンはコッキングで作ると考えてもいい

クラブを軽く感じるポジション

飛球線後方から見ると、グリップエンドはボールよりも体に近い位置を指す。これがクラブを軽く感じるポジション

CEOゴルフのポイント

□ スイングプレーンは腰より下と上で傾きの違う2つの面の組み合わせである。

□ クラブを縦にして上げると、必要以上の力が入らない。

筆者の記事一覧はこちら

関連記事

好評連載

二宮清純のスポーツインサイドアウト

一覧へ

米山公啓の現代医療の真相

一覧へ

見落としやすい薬の副作用

[連載] 現代医療の真相(第19回)

現代医療の真相

[連載] 現代医療の真相(第18回)

肺炎球菌ワクチンから見えるワクチン後進国日本

[連載] 現代医療の真相(第17回)

認知症・徘徊老人を受け入れる街づくり

[連載] 現代医療の真相(第16回)

サプリメント・ブームにもの申す

[連載] 現代医療の真相(第15回)

インフルエンザ予防接種は受けるべきか

吉田たかよしのビジネス脳の作り方

一覧へ

ネット検索の集中力は「独り言」で高まる!

[連載]吉田たかよしのビジネス脳の作り方(第20回)

ビジネス脳の作り方

[連載]吉田たかよしのビジネス脳の作り方(第18回)

人材育成のコツ ~部下の才能を褒めるとダメ人材に育つ~

[連載]吉田たかよしのビジネス脳の作り方(第17回)

株取引の損得は男性ホルモン量で決まる?

[連載]吉田たかよしのビジネス脳の作り方(第16回)

アルツハイマー病は脳の糖尿病!?

ビジネストレンド新着記事

注目企業

一覧へ

次世代の医療現場を支える病院経営の効率化を推進――保木潤一(ホギメディカル社長)

1964年にメッキンバッグを販売して以来、医療用不織布などの、医療現場の安全性を向上する製品の普及を担ってきた。国は医療費を抑える診断群分類別包括評価(DPC制度)の導入や、効率的な医療を行うため病院のさらなる機能分化を実施する方針を掲げており、病院経営も難しい時代に入っている。ホギメディカルは手術室の改善か…

刺激を浴びて徹底的に考え抜くことで自らを変革する―― 鎌田英治 グロービス 知命社中代表

ワンストップで手厚くサイトの売却をサポートするサイトマ――中島優太(エベレディア社長)

新社長登場

一覧へ

地域に根差した証券会社が迎えた創業100周年―藍澤卓弥(アイザワ証券社長)

中堅証券会社のアイザワ証券は今年7月、創業100周年を迎えた。この記念すべき年に父からバトンを受け継ぎ新社長となったのが、創業者のひ孫にあたる藍澤卓弥氏。地域密着を旗印に掲げてここまで成長してきたアイザワ証券だが、変化の激しい時代に、藍澤社長は何を引き継ぎ、何を変えていくのか。聞き手=関 慎夫 Photo:西…

メディカル事業を横串にすることでシナジーを発揮し、顧客満足度向上へ 伏見有貴(リゾートトラスト社長)

新事業の芽を伸ばすことでさらに大きな個性的な会社を目指す――日髙祥博(ヤマハ発動機社長)

イノベーターズ

一覧へ

ペット仏具の先駆企業が「ペットロスカフェ」で目指す癒しの空間づくり

家族のように接していたペットを亡くし、飼い主が大きな喪失感に襲われる「ペットロス」。このペットロスとなってしまった人々が交流し、お互いを癒し合うカフェが、東京都渋谷区にオープンした。「ディアペット」を運営するインラビングメモリー社の仁部武士社長に、ペット仏具の世界とペットロスカフェをつくった目的について聞いた…

元引きこもり青年が「cluster」で創造する新たなVRビジネスとエンターテインメント(加藤直人・クラスターCEO)

日本人の英語学習の課題解決に向け、学習者目線のアプリを開発―― 山口隼也(ポリグロッツ社長)

大学の挑戦

一覧へ

専門分野に特化した“差別化戦略”で新設大学ながら知名度・ブランド力向上を実現――了徳寺大学・了徳寺健二理事長・学長

2000年設立で、了徳寺大学が母体のグループ法人。医療法人社団了徳寺会をグループ内に持つ。大学名の「了」は悟る、了解する、「徳」は精神の修養により、その身に得た優れた品性、人格を指す。「了徳寺」は人間としての品性、道を論す館の意味を込めた大学名だ。 聞き手=本誌/榎本正義 、写真/佐々木 伸教育部…

大学の挑戦

創立100周年、西南学院大学・K.J.シャフナー学長「世界に貢献しインパクトを与える人材を育てる」〜国際交流・就職支援・インターネット出願〜 

「“STAND BY YOU”のスローガンの下、学生一人ひとりに寄り添う教育を」――中央学院大学・佐藤英明学長

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界2019年3月号
[特集]
環境が経済を動かす

  • ・総論 災い転じて福となせるか 持続可能な社会の成長戦略
  • ・越智 仁(三菱ケミカルホールディングス社長)
  • ・100年後を考える 世界最大級の年金基金「GPIF」
  • ・金融業界はこう動く
  • ・脱炭素化の遅れがはらむ「座礁資産」の危険性
  • ・脱炭素化で移行する「地域循環共生圏」とはどういう社会なのか!?

[Special Interview]

 中田誠司(大和証券グループ本社社長)

 「SDGsを経営戦略の根幹に据えることで企業は成長する」

[NEWS REPORT]

◆稲盛哲学を学ぶ盛和塾解散を塾生たちはどう聞いたか

◆米中経済戦争の象徴となった「ファーウェイ」強さの秘密

◆EV時代にあえてガソリンエンジンにこだわるマツダのプライドと勝算

◆それは自由か幸福か——「信用スコア」で個人の信用が数値化された世界

[特集2]関西 飛躍への序章

 大阪万博開催で始まる関西経済の成長路線

ページ上部へ戻る