政治・経済

人々が誇れる町の条件が揃う岡山県の魅力

 岡山経済の屋台骨は、何といっても水島の工業地帯。水島の景況が、県内の雇用、賃金、そして経済全体に大きく影響するため、まずは同地域が元気であることが重要だ。

 現状はアベノミクスの追い風によって、モノづくり企業は非常に好調だと理解している。経済構造が変わってきたので、以前ほど目に見える形で輸出が増えているわけではないが、海外との競争において、為替レートの適正化は企業経営にとってプラスに働いている。

 一方、円安は輸入物価に反映されるので、個人消費の減速が見られる。こうした状況を乗り越えていかなくてはならない。

(あいさわ・いちろう)自由民主党所属。1954年生まれ。慶応義塾大学工学部管理工学科卒業後、80年松下政経塾第一期生として入塾。86年初当選。通商産業政務次官、外務副大臣、衆議院予算委員会委員長、自由民主党国会対策委員長、衆議院国家基本政策委員会委員長などを歴任。

(あいさわ・いちろう)自由民主党所属。1954年生まれ。慶応義塾大学工学部管理工学科卒業後、80年松下政経塾第一期生として入塾。86年初当選。通商産業政務次官、外務副大臣、衆議院予算委員会委員長、自由民主党国会対策委員長、衆議院国家基本政策委員会委員長などを歴任。

 観光産業について言えば、岡山は他県と比べて自己PRが弱いのではないかと指摘されることが時々ある。

 私は伝統的工芸品産業振興議員連盟の副会長を務めているが、2016年の新規事業として、海外の有名シェフや服飾デザイナーたちを招待して、日本の伝統工芸品を見てもらったり、食材に触れてもらったりして、コラボレーションにつなげるプランを練っているところだ。

 岡山の場合も、例えば備前焼などの工芸品を単独でPRするだけでは十分ではないだろう。今後は岡山の伝統的工芸品や地域特産品に、いかに付加価値を付けていくかを追求していきたいと考えている。

 欧州では魅力的な都市の条件として、「街の人が誇れるオーケストラがあること」「大学があること」「応援できるサッカーチームがあること」がよく挙げられる。

 その観点で行くと、岡山は芸術や学術の水準が高く、スポーツではサッカーJ2のファジアーノ岡山やバレーボールのシーガルスなどのチームもある。そうした魅力をさらに洗練していくことが、岡山のブランド力向上につながるだろう。(談)

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