マネジメント

近年フィリピンの経済発展が目覚ましい。出生率が高く、国民の平均年齢も若い。今後、20年、30年は世界で一番経済が成長するという予測もあるほどだ。日本国内からも大きな資金が流れ込み始めたフィリピンは今、投資する絶好のタイミングを迎えている。

会員数300万人のハロハロアライアンスでサポート

201803HALOHALO_P01

株式会社Hallo Hallo Homeファウンダー 鈴木廣政(すずき・ひろまさ)

 フィリピンでは現在、中産階級層が増えてきたことにより実需の住宅需要が増大、不動産マーケットが大きく成長している。一方、投資としても有望で、平均利回りは7%と日本と大きく変わらないが、経済成長により不動産価格も上昇するためキャピタルゲインが期待できる。

 フィリピンで不動産売買から、賃貸仲介、内装施工、物件管理、賃料回収、税金対策などの全てのサービスをワンストップで提供してきたのがハロハロホームだ。その強みをファウンダーの鈴木廣政氏は次のように語る。

 「当社は本社をマニラに置いているので財閥の動向など、日本では把握できない最新の不動産情報を得ることができます。またフィリピンにITインフラを構築するプロジェクトの『ハロハロアライアンス』には多くの日系企業が参加し、フィリピン最大のウェブコンテンツに成長。その会員数は17年8月現在で300万人に達し、18年には800万人になる見通しです。このビッグデータを活用することで、ほかではまねのできないスピーディーで良質な対応を全ての場面で提供します」

 投資先としてフィリピンはこれまで警戒の目で見られることも多かったが、同社はハロハロアライアンスを通じてフィリピン国内で絶大な信用力を持っているのが強みだ。

 そのフィリピンで現在、最も注目を集めているのが世界的にも人気が高いセブ島だ。日本からの直行便もあり日本人も多いセブ島で同社が、現地最大のデベロッパーが仕込む新しい大規模都市開発にジョイントしたプロジェクトが「ウッドランドプロジェクト」。リロアンというエリアでの都市開発だが、単なるリゾート開発ではなく、複数の機能をもっている。

日本の課題解決の一助にもなるセブ島リゾート開発

 「このプロジェクトには少子高齢化問題など、日本社会の課題解決を目的とした仕組みがあります」と鈴木氏が語るように、さまざまな目的がある。その1つが「人材」だ。日本では介護、医療、サービス分野での人材不足が深刻だが、プロジェクト内の学校では既にフィリピンに国の認可を受けた職業訓練校を保有しており、日本に送り込むライセンスも持っている。この基盤を活用して、このリゾート施設で卒業生を雇用し、日本式のオペレーションを学ぶプログラムを導入する。例えば介護・介助、保険、医療、マッサージ、掃除、ホテル、建築、IT業務などであるが、このプログラムを通して習熟した人材を日本に送り出す構想がある。

 「フィリピンは真面目で優秀な人材の宝庫です。現場で実際に仕事をしながらスキルを身に付けた彼らは、必ず人材不足の日本で役に立つことでしょう」と鈴木氏。

 2つ目の目的は「移住」だ。75歳以上の後期高齢者人口が18%を超えるという「2025年問題」を抱える日本。介護や医療の将来に不安を覚え、海外で暮らすという選択が増えている中で、セブへの移住はビザの取りやすさと、安い、近い、暖かいなどの暮らしやすさという点で最適だ。

 3つ目の目的は不動産投資である。リロアン地区ではNORTH SIDE BEACONプロジェクトという数百ヘクタール規模の都市開発に伴い地価の上昇が見込まれるだけでなく、前述した2つの目的によりほかにはない付加価値が生まれ、資産価値の大幅な上昇が期待できる。海外不動産に不慣れな人向けには、計画中の5つのタワー開発のうちの「タワー1」への投資は、5年間の利回り8%を保証している。

 このプロジェクトは自然との調和に配慮されており、森の中の「リゾート」は身体の健康維持に最適だ。海辺と異なり、高低差のある場所なので、ウオーキングやゴルフのほか、体力維持やアンチエイジングに生かせるさまざまなプログラムも用意している。

 個人のニーズに合わせ複数の目的が用意されているウッドランドリゾートは分譲だけでなく、まずは将来に備えてこの場所を利用していきたいという人向けに利用権方式も用意されている。さまざまな好条件が重なり投資するならまさに今が絶好のタイミングだ。

 

株式会社Hallo Hallo Home

  • 設立/2014年6月
  • 資本金/2000万ペソ
  • 従業員数/30人
  • 事業内容/新築・中古コンドミニアムの売買・賃貸・仲介
  • 所在地/本社:フィリピン・マニラ 東京オフィス:東京都港区
  • 会社ホームページ/http://www.hallohallohome.com/

関連記事

好評連載

銀行交渉術の裏ワザ

一覧へ

金利固定化の方法を知る

[連載] 銀行交渉術の裏ワザ(第20回)

銀行交渉術の裏ワザ

[連載] 銀行交渉術の裏ワザ(第19回)

定期的に銀行と接触を持つ方法

[連載] 銀行交渉術の裏ワザ(第18回)

メーン銀行との付き合い方

[連載] 銀行交渉術の裏ワザ(第17回)

金利引き上げの口実とその対処法

[連載] 銀行交渉術の裏ワザ(第16回)

融資は決算書と日常取引に大きく影響を受ける

元榮太一郎の企業法務教室

一覧へ

社内メールの管理方法

[連載]元榮太一郎の企業法務教室(第20回)

企業法務教室

[連載]元榮太一郎の企業法務教室(第19回)

タカタ事件に学ぶ 不祥事対応

[連載] 元榮太一郎の企業法務教室(第18回)

「ブラック企業」という評価の考察

[連載] 元榮太一郎の企業法務教室(第17回)

コミュニケーション・ツールを使った取締役会の適法性

[連載] 元榮太一郎の企業法務教室(第16回)

女性の出産と雇用の問題

本郷孔洋の税務・会計心得帳

一覧へ

税務は人生のごとく「結ばれたり、離れたり」

[連載] 税務・会計心得帳(最終回)

税務・会計心得帳

[連載] 税務・会計心得帳(第18回)

グループ法人税制の勘どころ

[連載] 税務・会計心得帳(第17回)

自己信託のススメ

[連載] 税務・会計心得帳(第16回)

所得税の節税ポイント

[連載] 税務・会計心得帳(第15回)

固定資産税の取り戻し方

子育てに学ぶ人材育成

一覧へ

意欲不足が気になる社員の指導法

[連載] 子どもに学ぶ人材マネジメント(第20回)

子どもに学ぶ人材マネジメント

[連載] 子どもに学ぶ人材マネジメント(第19回)

人を育てる「言葉」とは?

[連載] 子どもに学ぶ人材マネジメント(第18回)

女性社員を上手に育成するコツ

[連載] 子どもに学ぶ人材マネジメント(第17回)

部下の感情とどうつきあうか

[連載] 子どもに学ぶ人材マネジメント(第16回)

“将来有望”な社員の育て方

ビジネストレンド新着記事

注目企業

一覧へ

刺激を浴びて徹底的に考え抜くことで自らを変革する―― 鎌田英治 グロービス 知命社中代表

「創造と変革」を掲げリーダー教育事業を展開しているグロービス。未来が予見しづらい混迷の時代を迎え、まさに新たな時代を切り拓いていくリーダーが求められている。そのような状況を受けて、グロービスは昨年、新たに執行役員以上に限定したエグゼクティブ向けのプログラム「知命社中」を開設した。[PR]次世代を担う経営リーダ…

201710_KEIZAIKAI_P043_GLOBIS_CATCH

ワンストップで手厚くサイトの売却をサポート――中島優太(エベレディア社長)

「日本初」にこだわる男のユニークな発想とビジネス――佐野秀光(情報通信ネットワークグループ社長)

新社長登場

一覧へ

「技術立脚の理念の下、付加価値の高い香料を開発します」――高砂香料工業社長 桝村聡

創業から95年、海外に進出してから50年以上たつ国際派企業の高砂香料工業。合成香料では日本最大手であり、国際的にも6%以上のシェアを持つ優良企業だ。 100年弱の歴史を持つ合成香料のトップメーカー ── まず御社の特徴をお聞かせください。 桝村 1920年創業ですから、2020年に100周年を迎える…

桝村 聡

「ネット広告が変わってもクライアント本位の姿勢は変わりません」--バリューコマース社長 香川仁

「最新情報を発信、人と企業の働く環境を良くしていきます」--マンパワーグループ社長 池田匡弥

イノベーターズ

一覧へ

老舗コニャックメゾンがブランド強化で日本市場を深耕――Remy Cointreau Japan代表取締役 宮﨑俊治

フランスの大手高級酒グループ、レミー・コアントロー社の日本法人。18世紀から愛飲されてきた名門コニャックの「レミーマルタン」や世界有数のリキュール「コアントロー」をはじめ、スピリッツやウイスキーなど戦略的なラインアップを日本市場で展開している。同社の宮﨑俊治代表取締役に事業展開について聞いた。 &nbs…

20150609_INNOV_P02

デザイナーズ家具のEC販売で業界の“常識打破”に挑戦――リグナ社長 小澤良介

内装空間の総合プロデュースで想いをカタチに創り上げる――ユニオンテック社長 大川祐介

大学の挑戦

一覧へ

専門分野に特化した“差別化戦略”で新設大学ながら知名度・ブランド力向上を実現――了徳寺大学・了徳寺健二理事長・学長

2000年設立で、了徳寺大学が母体のグループ法人。医療法人社団了徳寺会をグループ内に持つ。大学名の「了」は悟る、了解する、「徳」は精神の修養により、その身に得た優れた品性、人格を指す。「了徳寺」は人間としての品性、道を論す館の意味を込めた大学名だ。 聞き手=本誌/榎本正義 、写真/佐々木 伸 教育部門と…

大学の挑戦

創立100周年を控えて「世界に貢献し、インパクトを与える人」の育成に努めます――西南学院大学・K.J.シャフナー学長

「“STAND BY YOU”のスローガンの下、学生一人ひとりに寄り添う教育を」――中央学院大学・佐藤英明学長

企業eye

一覧へ

不動産の現場から生産緑地の将来活用をサポートする――ホンダ商事

ホンダ商事は商業施設や宿泊施設の売買仲介、テナントリーシングを手掛けている。本田和之社長は顧客のニーズを探り最適な有効活用を提案。不動産の現場から、生産緑地の将来活用など社会問題の解決にも取り組む。── 事業の概要について。本田 当社は商業施設やホテル、旅館の売買・賃貸仲介(テナントリーシング)を…

企業eye

社員の人間力を武器に5期連続増収を果たす投資用不動産会社――パートナーズ

クラウドソーシングを活用した動画制作やオンライン動画制作プラットフォームを提供――Crevo

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界2018年6月号
[特集]
なぜ、あの人についていくのか 求心力の秘密

  • ・松本 晃(カルビー会長兼CEO)
  • ・木股昌俊(クボタ社長)
  • ・迫本淳一(松竹社長)
  • ・水田正道(パーソルホールディングス社長CEO)
  • ・辻 発彦(埼玉西武ライオンズ監督)

[Special Interview]

 永守重信(日本電産会長兼社長CEO)

 売り上げ10兆円を目指す 働き方改革と人材育成の在り方

[NEWS REPORT]

◆不祥事続出でも企業が仮想通貨に群がる理由

◆通信事業親子上場に踏み切るソフトバンクの思惑

◆コーポレートガバナンスの呪縛〜お家騒動はなぜ繰り返されるのか〜

◆欧米名門大学への登竜門 ボーディングスクールが注目される理由

[特集2]

 働き方改革の闇

ページ上部へ戻る