政治・経済

 昨年の9月より12月の初旬まで、私は自分の選挙区岡山第3区の41ある後援会を全部訪問し、52カ所で演説会を開催した。

 後援会の人々は忙しい中、時間を割いて集まって下さって、私が約1時間程、国会報告をし、後は質問の時間を設け、1時間半くらい、私に質問が集中した。意見の中で一番多かったのは、

「なぜ、大阪維新の会と一緒にやっているのか」

 というものであった。私を長い間、支持してきた人には理解がなかなかできないようで、私は衆議院で53人、参議院で9人、衆参合わせて62人の集団は貴重で、国民が望む政界再編のため、保守基調でこの政党を崩すことなく、一枚岩で運営することが大切だと主張した。

 私は議員が全員集まった時、党を代表して、マスコミの人たちは東西の意見が対立しているから分裂必至と煽り立てるが、その策に乗らず、仲良く一致団結しなければならぬと力説してきた。自民党の大勢力に比べれば62人は少ないように見えるが、かつて、「たちあがれ日本」をたった5人で切り盛りしたことを考えると大きな勢力で、この力を無駄にすべきでないと考えている。こう話すと、大方の人々は一応納得してくれたのであった。

 次に多かったのは、中山間地域の多い岡山ならではの意見で、TPPへの反対論であった。私から農業の問題で反対するのは当然であるが、TPPには農業を含めて21項目あり、金融、保険、年金、政府調達、医療、薬品、先端技術などなど、すべて国益に関するもので、国益を代表する国会議員として、当たり前のことであるが、是は是、非は非で臨むべきと話をさせていただいた。

 3番目に多かった意見は、経済に関するもので、巷間アベノミクスで景気は良くなっていると喧伝されているが、地方の景気は一向に良くなっていないというもの。アベノミクスの第1の矢と第2の矢で円安が進み、株価も50%上昇したけれど成長戦略に具体性がなく、不安であるという意見であった。この疑念に対し、私から国土強靭化策とか、地震大国の経済に関係ある諸対策、2020年のオリンピック東京招致に関する全国の景気浮揚に資する経済対策と具体論を細かく述べて説明させていただいた。

 続けて憲法の前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した」というのがいかに空文であって、われわれの日本は、自国の安全と平和は自らの力で担保することが必要不可欠であるとし、憲法の改正の重要性を話し、集団的自衛権の確立が急務であることを力説した。今回は後援会約4千人の人々と膝を交えて交流することができ、貴重な意見を聞くことができた。後援会を1カ所、1カ所と訪ねることの大切さを身をもって体験させていただいた。日本維新の会は、是々非々で日本の政治に役立っていきたいと思っている。

 長い連載となりましたが、今回で終了ということになり、皆さまのご協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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