マネジメント

(『経済界』2019年11月号より転載) 

高橋健一氏

アカリエヘルスカンパニー代表取締役 高橋健一(たかはし・けんいち)

 

社名のアカリエとは、「灯り」と「家」の造語。居宅介護支援事業、訪問介護事業等からスタートし、ヒトの手だけではなく、超高齢社会の未来をテクノロジーで支えることにも力を入れ、将来に希望をもって成長できる組織づくりを目指している。

 

 超高齢社会の日本では、介護業界の人材不足が深刻化している。アカリエヘルスケアカンパニーは、「年齢(とし)を重ねながら、幸せに暮らせる社会の実現」をビジョンに掲げ、「超高齢社会×『IT+ヒト』」の新規サービスの企画開発に取り組む。低コストの採用を実現するプラットフォーム「HRモンスター」や、介護業務におけるシンパシーを漫画やゲームにする「介護エデュテインメント」、全従業員の福利厚生に関わる介護離職対策の「みんなの福利厚生」など、40個以上の新規プロジェクトを準備している。最近では人材紹介事業「転職のガイドさん」も立ち上げ、幅広い事業を展開している。

 髙橋健一社長は「次々と新サービスを生み出していき、超高齢社会にふさわしい事業で価値を提供していきたい。特に介護業界のマイナスイメージを変えていきたい」と話す。 また、社員の個性を重視し、柔軟なキャリアパスや夢を応援する制度があるのも同社ならではだ。

 「人財制度『dots(ドッツ)』は、個人が持つさまざまなスキル、バックグラウンドの点がアカリエというステージでつながることを目指しています。組織目標達成力、プロ仕事力、経営技術力、個性仕事力の4点で目標設定してもらい評価しますが、個性仕事力の目標は現職と無関係でも構いません。例えば今、人事で働いている社員は動物が好きで、アニマルセラピーのデイサービスを事業化したいという目標を伝えてくれました。そのための勉強と資格取得をサポートし、来年、事業化する予定です。社員のモチベーションを保ち、やりたいことを叶える評価制度を充実させています」

 超高齢社会でワクワク働く人財が増えることは、日本はもとより、世界にも役立つことになるという髙橋社長。

 「人生の大部分を占める仕事の時間を、自分の心が動く方向に使ってもらい、新しい価値のあるサービスを開発できれば、社員自身が成長し、介護業界の未来も明るくなります。将来的には、海外の高齢者や介護関係者にもサービスを普及していきたい。超高齢社会の日本が世界の介護業界の最先端を提供していけるのが楽しみです」

 

会社概要
——————————————————————————
設立 2014年5月
資本金 1,000万円
売上高 約4億4,000万円
所在地 横浜市神奈川区
従業員数 152人(2019年6月時点)
事業内容 ヒトとテクノロジーのチカラで超高齢社会
をサポートする。
在宅介護事業、IT事業、採用支援・人財関連事業他
https://akarie.co.jp/
——————————————————————————

 

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