車載カメラ、ドライブレコーダーなどの電子機器を開発

交通事故のない車社会を目指し、バックアイカメラ事業とドライブレコーダー事業が主力の日本ヴューテック。松波登社長は、エコを追求したEVオート3輪車の製造・販売を行う日本エレクトライクの社長も務める。

松波 登社長 生年月日●1948年10月2日 出  身  地●神奈川県 最終学歴●東海大学工学部 尊敬する人●父 座右の銘●直球勝負

松波 登社長
生年月日●1948年10月2日
出 身 地●神奈川県
最終学歴●東海大学工学部
尊敬する人●父
座右の銘●直球勝負

 ── 日本初の走行中常時視認方式リアビューモニターのメーカーとしてスタートしましたね。

松波 交通事故のない車社会を目指し、ソニーエンジニアリングで培われた映像・録画技術を活かして、バックアイカメラ、ドライブレコーダーなどの車載電子機器を開発し、提供しています。

 万一のトラブルにも安心していただける業界ナンバーワンのサービスネットワークを構築しています。特にカメラの信頼性と映像品質では業界でも高い評価を得ており、パリ・ダカールラリーのトラック部門に出場する「チーム菅原」の競技用トラック・建機・GTレース出場のレーシングカーなど、過酷な環境で多くの使用実績を持っています。

── 松波さんは大学時代からレーサーとして活躍し、自動車会社でワークスドライバーの経験もあると聞きました。

松波 自動車が好きで、高校時代にダイハツ工業の「ミゼット」に乗って以来の3輪自動車オタク。それが高じて、タイからミゼットによく似た「サムロ」を輸入する会社を立ち上げました。

 この会社が当社の前身で、現在に至っています。何とか3輪自動車を復活させたいと、2008年10月に3輪の電気自動車(EV)の製造・販売を行う「日本エレクトライク」を立ち上げました。3輪車は小回りが利いて使い勝手もいい。

 ただし、3輪車は曲がる時に転倒事故が多かったので、その防止策として、後輪を独立駆動させる「アクティブコントロール」を採用しました。左右の後輪それぞれにモーターを搭載し、ハンドルと連動させて左右独立でトルクをコントロールすることで、コーナリング時に安定して走行することができるようにしました。

交差点を走行する3輪EV「エレクトライク」

交差点を走行する3輪EV「エレクトライク」

── エコでも優れものだと。

松波 EV4輪車の“無駄”となっていたクリープ(オートマチック車でアイドリング時にアクセルペダルを踏まなくても車がゆっくり動く)現象やエアコンなどを排除。経済性に優れる近距離輸送手段として、世界も視野に、大きな可能性があると思っています。

 

【会社データ】
日本ヴューテック
創業●1988年3月
資本金●9900万円
従業員●11人
所在地●神奈川県川崎市

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 北の大地の幕開け 北海道新時代

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・ 安田光春(北洋銀行頭取)

・ 笹原晶博(北海道銀行頭取)

・ 佐々木康行(北海道コカ・コーラボトリング社長)

・ 會澤祥弘(會澤高圧コンクリート社長)

・ 佐藤仁志(北海道共伸特機社長)

・ 内間木義勝(ムラタ社長)

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