マンションを購入することで相続税評価が下がる仕組みを活用した「タワーマンション節税」が今、注目を集めている。スタイルアクトは、不動産ビッグデータを駆使したコンサルティングで急成長。沖有人社長は「税金対策に頭を悩ませている方に当社のデータ分析力に基づいたタワマン節税を提案します」と意気込む。

 大きな節税効果を見込める“特効薬”として注目度が高い「タワーマンション節税」。タワーマンションを購入、賃貸することにより相続税評価額を下げることができる。

 スタイルアクトは不動産ビッグデータを活用したコンサルティングを実施。同社が資産家のために優良物件選びをサポート、膨大なデータを解析し、「相続税評価額の8割引き下げ」や「一定以上の運用利回り」、「安定した資産価値の維持」といった条件を満たす物件探しを支援している。

 同社では関連書籍の出版や、セミナーの開催によって資産家の潜在ニーズを開拓。最近では沖社長自身が日本テレビ系情報番組「ミヤネ屋」でタワーマンションによる節税効果について解説するなど、節税対策の専門家として一般的な知名度を高めつつある。

 同社はもともと不動産のコンサルティング会社として1998年に設立。膨大な不動産情報を収集、人口動態や国勢調査を組み合わせて、「分譲住宅市場動向」や「住宅着工予測」、適正なマンション価格を割り出す「沖式時価」といった独自の情報を法人顧客に提供してきた。今年からは事業領域を広げ、個人顧客向けに、「タワーマンション節税」のコンサル業務を新たに開始している。

 データ解析ビジネスというと情報の管理や処理が非常に煩雑なイメージがあるが、沖社長は「昔からカオス(混沌)の中からオーダー(秩序)を見つけるのが得意だった」という。子供の頃から統計を眺めるのが趣味で、当時の愛読書は『地理統計要覧』。19歳の頃には高校サッカーの監督を務め、選手データを分析しながらチームを勝利に導いた経験がある。

 今後の目標は、持ち前のデータ解析力を生かした次なる事業の立ち上げだ。沖社長は競争のない未開拓市場を掘り起こす「ブルーアイランド戦略」でビジネスを拡大していく方針だ。小規模な市場でも圧倒的な地位を得ることで、業績基盤を強化する。データ分析を軸としたニッチトップ事業の集合体を目指す構えだ。

 「相続対策で不動産を提案するように、事業承継においても不動産の新たな可能性を提示し、時代の変化に対応していきたい」と語る沖社長。

 富裕層と経営者のための「資産戦略パートナー」としての地歩を固めている。

 

スタイルアクト
http://www.styleact.co.jp/

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