高品質のリサーチ事業を軸に、新興国市場に特化したリサーチ&マーケティングを提供する。現地情報の収集能力の高さが最大の強みだ。

古川 エドワード 英太郎

ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社
代表取締役兼CEO
古川 エドワード 英太郎 (ふるかわ・えどわーど・えいたろう)
1974年香港生まれ。関西学院大学商学部卒業。2002年ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ香港法人を設立し、中国、アジアなど海外での市場調査、企業調査など各種調査、販売支援事業、ビジネスアウトソーシング事業を開始。07年本社を東京に移転、現在に至る。

 中国を中心とする新興国市場に特化したリサーチとマーケティングの各種サービスを提供している。中国でのビジネスサポートを目的とした香港現地法人を2002年に設立したのが始まり。中国、東南アジア、インドに加え、最近は中東やアフリカなどの情報を求める声が増えており、今後は南米やロシアなど成長国での展開を強化するという。

 「マーケティングのサポートとしては、まず調査し、その情報を元に戦略立案、そして実行という3領域になります。新興国は情報が少なく、不透明。まずは調査して、派生するビジネスをサポートするところから始まります。その調査も消費者調査と産業調査の2種類があり、新興国に特化して、この両方の調査を13年やってきたところは、他にないと思います」

 世界中に広がる約300以上の協力調査会社とのネットワークを活かし、地域密着型の情報収集、分析を実施。現地の消費者動向から取引先の信頼度、経営状況など顧客企業のニーズに合わせた幅広いサービスを展開している。経験と情報の厚みに加え、情報の集まる“仕組み”を作り上げてきたことが強み。

 顧客の90%は大企業。同じ企業の部門間での紹介、金融機関の紹介などで顧客開拓してきた。事業会社だけでなく、シンクタンクやコンサルティングファームなどの同業者も多い。

 「今後は、海外調査の汎用性の高い情報をデータベース化し、中堅・中小企業向けにも提供していきます。既に昨年12月から一部販売を開始しました」

 中小企業の海外進出は日本の課題でもあると位置付け、邁進する古川社長だ。

 

ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社

  • 設立/2007年3月
  • 資本金/1億6375万円
  • 従業員数/25人
  • 事業内容/新興国に特化したリサーチ、コンサルティング、マーケティングサービスの提供
  • 会社ホームページ

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