CRM(顧客関係管理)のノウハウと顧客心理に基づいたコンサルティングを提供、小売や通販の購入率やリピートの向上を支援する。質の高いサービスの背景にあるのは、小池玄社長のホテル・広告代理店での勤務経験だ。

小池 玄社長

小池 玄社長
生年月日●1972年5月20日
出 身 地●新潟県長岡市
最終学歴●筑波大学
趣  味●旅行
座右の銘●常にビジネスをサービス業と心得る

── 起業までの道筋について教えてください。

小池 大学時代にアルバイトでサービス業の面白さを知って、卒業後に「ホテル西洋銀座」(2013年閉館)に入社しました。「ホテル西洋銀座」は日本で初めてコンシェルジュサービスを取り入れるなど、きめ細かな接遇をしていました。ホテルのレストランで来客の雰囲気から注文するメニューをピタリと当てる上司など、マーケティングの素になる観察力に優れたスタッフが数多くいましたね。お客さまを観察し、そのうえで本当に必要なサービスを提供するというサービス業の王道を学びました。

 続いてダイレクトマーケティングに特化した広告代理店では、マーケティング戦略の立案やメディア対応、クリエイティブディレクション、調査、データ分析といったあらゆる業務を経験しました。その中で、顧客の多様化するニーズに対してデータを活用したエビデンスと、きめ細かいコンサルティングの双方を提供したいと考えて起業を決意しました。

── 具体的にはどのようなコンサルティングを行っているのですか。

小池 課題を抱えている企業へのヒアリングや顧客データの分析を行い、経営改善のためのアドバイスを行っています。現在、普及しているマーケティングの自動化ツールは万能ではありません。当社では、私が前職で培った接客経験を生かして顧客心理に働きかけるマーケティング活動を支援しています。

 具体的な事例を挙げると、会員の半数が半年程度で退会していたフィットネスクラブには、接客のレベルアップを目的に従業員のモチベーションを高める施策を提案しました。具体的な内容についてはお伝えできないのですが、店舗にはスタッフが自発的に動くような仕掛けを施し、継続率の向上に成功しています。

── 今後の目標は。

小池 マーケティングの潮目が変わってきていると感じています。効率的な自動化マーケティングだけではなく、サービス業のように行き届いた活動も重要だと考える企業が増えてきましたね。そういったマーケティングの質を高めるサポートで、企業の成長支援をさせていただきたいと考えています。

 

【会社データ】
BONDIC
設立●2005年8月
資本金●1千万円
所在地●東京都渋谷区

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