リッチロードの戦略 投資用マンションのネット販売

東京・新宿区で不動産仲介事業を運営している。主に資産運用用途のマンション・アパートの仲介、管理業務を展開。設立15周年を迎え、お客さまに最大限の利益を還元できるよう日々業務に励んでいる。

徳田里枝社長

徳田里枝社長
出身地●東京都大田区
最終学歴●武蔵野女子大学
趣味●読書、落語鑑賞

── 起業に至った経緯を教えてください。

徳田 私は40歳から投資用マンション会社で電話営業を主体に3年ほど勤務してきました。

 その業務を通して、投資用マンション業界では営業マンへの大きなインセンティブを上乗せしなければならないため、適切な市場価格では販売していないのが現状だと知りました。そのため、お客さまが購入した途端、市場価格が下がることが多々あり、お客さまの不利益になっているのではないかと思いました。不動産投資は、強引な電話営業ではなく、インターネットでマンションが欲しい方へ自然に売っていきたいと考えたことが起業のきっかけです。

── 事業が軌道に乗った要因は。

徳田 2004年頃、ADSLや光ファイバーといった高速通信が普及し始めたことで、00年からインターネットでの仲介事業を行っていた弊社にとって、大きな転換期を迎えました。他社に先駆けて運営していたことで、反響を集めるノウハウも蓄積されており、事業は拡大していきました。

── 具体的な取り組みは。

徳田 ネットを閲覧したお客さまに対して、セミナーを月2回開催しています。参加していただいたお客さまとフェイス・トゥー・フェイスで不安や悩みを聞き、その場で解決できることが特長です。弊社で取り扱っている物件は中古が主体ですが、新築マンションや目利きの難しいアパートも手掛けています。扱う物件も豊富で、結果的に成約率の上昇につながっています。

── 今後の展望について。

徳田 昨年制定した3カ年計画に基づき、お客さまにより良い物件を提供するため、アパートを買い取り、リノベーションなどのバリューアップを行い販売していく予定です。新規事業を強化するために、販売一辺倒だった販売部門と管理・改修がメーンの管理部門が共同でお客さまに提案していきます。

 また、不動産業界は、労働環境が厳しいため、男性中心の職場です。当社では、適正な勤務時間と働きやすい勤務体系を実践し、女性社員の積極的雇用に取り組んでいます。14年度に採用した7人の新卒女子社員で、今後新規プロジェクトを進めていくことを考えています。

 

【会社データ】
リッチロード

設立●2000年2月
資本金●1千万円
従業員●47人
所在地●東京都新宿区

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界2018年11月号
[特集]
大丈夫? 御社の危機管理

  • ・サイバーセキュリティ後進国日本の個人情報流出事件簿
  • ・「リアル」「バーチャル」双方で企業を守るセコムとアルソック
  • ・南海トラフ地震、首都直下型地震は、今そこにある危機
  • ・「いつ来るか分からない」では済まされない──中小企業の事業継続計画
  • ・黒部市に本社機能の一部を移転したBCPともう一つの狙い(YKKグループ)
  • ・高まる危機管理広報の重要性 平時の対応がカギを握る

[Special Interview]

 大谷裕明(YKK社長)

 「企業の姿勢や行動が危機対策以上の備えになる」

[NEWS REPORT]

◆胆振東部地震で分かった観光立国ニッポンの課題

◆M&Aでさらなる成長を期すルネサスの勢いは本物か

◆トヨタは2割増、スズキは撤退 中国自動車市場の明暗

◆このままでは2月に資金ショート 崖っぷち大塚家具「再生のシナリオ」

[特集2]

 利益を伸ばす健康経営

ページ上部へ戻る