東京・調布市でケーブル、コネクタ、プリント配線基板など電子部品の製造・販売事業を運営。今年で設立20年目を迎え、グローバル展開とエコソリューションにも力を入れている。

 

―― 起業のきっかけは。

鏑木 新卒でタイコ エレクトロニクスに入社し、20年ほど勤務しました。国際マーケティング部では世界各国へ行かせてもらい、さまざまなことを学びました。しかし、企業に勤めるということは、自分のやりたいことをやったり、自由に動いたりすることができないのが現実です。自分が本来やりたかったことを具現化していくために、思い切って1996年に独立しました。

―― 事業内容をお聞かせください。

鏑木勇社長

鏑木勇社長
生年月日●1953年12月1日
出身地●東京都
最終学歴●東京理科大学
趣味●ゴルフ

鏑木 電子部品の製造・販売と、2011年度から始めたエコソリューション事業です。電子部品は、ケーブルハーネス、回路基板、コンポーネント、ユニットケーブルなどを製造・販売しています。これらの製品はさまざまな顧客ニーズに対応し、設計開発から、量産、ロジスティクスまで一貫して対応しています。特にロジスティクスにおいては、複数の自社海外事業所を活用し、顧客の納入先を勘案した場所で製造するため、よりスピーディーで安価なサービスを提供できると自負しています。エコソリューション事業では、太陽光、LED、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた事業を展開しています。14年度には6メガの発電事業を展開しました。リチウムイオン蓄電技術を台湾、中国メーカーとタッグを組んで開発しており、より安価で高品質な製品を提供できるようになりました。その結果、15年中に青梅市、16年中に川崎市水道局と共同で災害時プロジェクトを始める予定です。

―― 今後の展望について。

鏑木 エコソリューション事業で、地方公共団体との共同プロジェクトへの参画を加速させていきたいと考えています。それと並行して、新電力ビジネスが始まるのを契機に、電力の地産地消も考えています。大きく発電し全国に売電することを目的とはせず、自分たちで作った電力を地元で使用していこうというものです。規模や構造が小さい分、設置、参入がしやすく、大手とも差別化できると考えています。世界のニーズは、石油に代わる代替エネルギーの発展が大きなキーワードだと考えています。エコ環境と社会貢献を両立しながらビジネスにしていきたいと思います。

 

【会社データ】
ティー・エス・ビー
設立●1996年9月
資本金●2億8千万円
従業員●450人
売上高●76億円
所在地●東京都調布市

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界8月号
[特集]
会社が変わる時

  • ・伊藤秀二(カルビー社長兼COO)
  • ・星野佳路(星野リゾート代表)
  • ・森山 透(三菱食品社長)
  • ・笠原健生(クアーズテック社長)
  • ・駒村純一(森下仁丹社長)
  • ・小渕宏二(クルーズ社長)
  • ・大山健太郎(アイリスオーヤマ社長)
  • ・秋本英樹(リンガーハット社長)

[Interview]

 糸井重里(ほぼ日社長)

 クリエーターの僕が経営者になった日

[NEWS REPORT]

◆誕生10年! iPhoneは世界をこう変えた

◆インディ500とル・マンにF1 モータースポーツの経済効果

◆Jリーグ放送権喪失後の展開 スカパー! はどうなるか

◆売り手市場の就職戦線に笑うものなし

[政知巡礼]

 下村博文(衆議院議員)

 「教育立国こそが、国家として目指す道」

ページ上部へ戻る