デザイナーズ家具の「リグナ」、国産家具の「ガラン」、日本の家具職人によるオリジナル家具の「SIROMUK」などをオンラインで展開する。東京・茅場町に本社兼大型ライフスタイルショップを持つ。近年は、家具販売以外に、高級レストランのインテリア監修やビルのリノベーション、ホテルの総合プロデュースなどの分野にも進出している。

インテリアに特化したオンラインショップ「リグナ」

 世界のデザイナーズ家具やインテリアに特化したオンラインショップ「リグナ」、日本製デザイナーズ家具の同「ガラン」を運営する。リアル店舗として、茅場町から徒歩5分の本社兼東京ショールームは総面積1千平方メートルで、カフェやグリーンショップ、アロマコーナーも併設し、実際の商品を見学できる。

 「オンラインショップのリグナは5700商品を超え、日本最大級となりました。世界中の上質な家具インテリアをセレクト販売するデザイナーズ家具百貨店であり、世界の家具の辞典を目指しています」という小澤良介氏。1978年愛知県生まれで、明治大学在学中にさまざまな業務請負事業を手掛けた。大学を卒業直後の2003年5月、リグナの前身となる内装の仲介事業を行うリックアンドブレインズを創業。04年12月、デザイナーズ家具専門サイト「リグナ」を開設した。

リグナ社長 小澤良介、「リグナ」開設のきっかけ

 「インターネットショッピングが人気になり始めた頃でしたが、デザイナーズ家具はあまり格好の良いサイトがなくて、それなら自分で作ってしまおうと思ったのが最初です。とはいえ、業界はインターネットで家具を売ることに理解がなかったので、最初は苦労しました。しかし、ようやく1社突破口を開くことができ、その後はお客様からのアクセス数も増え、今や国内外に約200社のお取引先を構築しています。自社家具ブランドも創り、メーカーという立場にもなることができました」

 1989年のバブル絶頂期に、父親が実家を暖炉や吹き抜け、出窓のあるアメリカンハウスに建て替えた。家具も選び抜かれ、中学生の多感な時期にあった小澤氏の脳裏に強烈に焼き付けられた。『「好き!」を仕事にする人生』(日本実業出版社)をこの3月に上梓したばかりだが、現在の小澤氏が形作られたのも、その時だった。

リグナ社長 小澤良介、今後の展開

 現在は、東京や福岡でビルや家屋を一棟リノベーションした他、ホテルの総合プロデュース、設計の依頼も舞い込むという。フジテレビの月9ドラマ「月の恋人」では総合監修も手掛けた。

家具業界はバブル崩壊後、縮小傾向にあり、低価格のニトリやIKEAに押されて廃業が相次ぐ中で、リグナは創業以来、右肩上がりを続けている。在庫はほとんど持たず、各メーカーから直送にしているのも強み。

 サイトのブランド力を武器に日本の家具業界を元気にしたいと意気込む小澤氏だ。

 

「リグナ」ホームページ

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