野儀社長は自社を「クリエイターに特化したマネジメント会社」と称する。創業13年目にして日本のクリエイティブ産業に欠かざる存在となった。

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株式会社フェローズ
代表取締役社長
野儀 健太郎 (のぎ・けんたろう)

 激戦の派遣業界にあって右肩上がりの業績を誇る。

 その理由のひとつがクリエイティブ分野に特化していること。ウェブ、映像、広告、ゲーム、アニメなどの業界を細部まで熟知していることへの評価が高い。日進月歩の技術革新をキャッチすべく社員は月に1冊、担当業界の専門書を読み、レポートを仕上げる。これらを冊子にし、全社で共有。地道な努力が業界の信頼を得る源泉となっている。

 加えて近年立て続けに行っているのが拠点展開。現在は全国8カ.所になり、現地のクリエイター支援はもちろん、UIターンを支える体制が整いつつある。

 また派遣会社では、企業への営業担当とクリエイターのコーディネートは別部署が担当するのが通例だが、フェローズは一人のエージェントが双方を担当。正確かつスピーディーな仕事の紹介の実現に加え、クリエイターの希望に添うクライアントを開拓・提案する営業も可能となっている。

 仕組みもさることながら、野儀社長から感じられるのはクリエイターを想う気持ちの熱さだ。

 登録してもらう方の情報をいただくのだから、社員も自分の情報はオープンに、とHPには社員のプロフィールを開示。社長も片隅に座る見通しのよいフロアでは来客へ気持ちのよい挨拶の声が響く。セミナーやeラーニング、ウェブマガジン、イベントなどもクリエイターを応援したいという気持ちの表れだ。

 「派遣スタッフになりたいわけじゃない。その仕事がしたいから、登録してくださるんだ」

 野儀社長が何より大切にしているクリエイターの気持ちを大切にすることが、フェローズの最大の武器なのかもしれない。

 

株式会社フェローズ

  • 設立/2003年4月
  • 資本金/1600万円
  • 売上高/34億4千万円
  • 従業員/77人
  • 所在地/東京都渋谷区恵比寿西
  • 会社ホームページ/http://www.fellow-s.co.jp/

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