不動産再生や開発を主軸とするビーロットの強みは圧倒的なスピード感と柔軟性にある。昨年12月には北海道ニセコで外国人向けコンドミニアムが竣工、早くも話題を集めている。

170124_028_BELOT_P01

株式会社ビーロット
代表取締役社長
宮内 誠 (みやうち・まこと)

 オフィスビルを簡易宿泊施設に用途変更したり、北海道ニセコでコンドミニアムを開発したりと、ビーロットは発想が豊かだ。社長の宮内誠氏は「不動産をどのように再生すれば最も収益性が高くなるかを常に考えています。例えば、今の時代であれば、需要を見て簡易宿泊施設への再生や開発を行い、価値を高めています」と言う。

 創業9年目の若い会社だが、設立メンバーは業界経験が長く、かつ柔軟性も合わせ持っており、顧客ネットワークもある。そのような幹部が、いち早く北海道やシンガポールに拠点を設けて成功している。「人脈を大事にしながら、他社が積極的に取り組まなかった地域やアジアに乗り込んで地道に事業を積み上げて来ました」(宮内氏)

2016年12月にオープンしたコンドミニアム「the kamui niseko」(北海道ニセコ町)

2016年12月にオープンしたコンドミニアム「the kamui niseko」(北海道ニセコ町)

 例えばニセコは世界一と言われる雪質を求めて豪州やアジアから毎年多数の旅行客が訪れ、投資も活発だ。外国人中心の特殊な地域であり日本企業はなかなか踏み込めなかったが、同社は北海道支社を拠点に札幌、小樽などで地道に実績を重ね、地元の不動産会社や銀行などから信頼を勝ち得、情報も多数集まるようになったという。

 スピード上場を果たして急成長中であるが、将来を見越した事業の種まきも万全で、同社は新たな成長のステージに立ったといえそうだ。

 

株式会社ビーロット

  • 設立/2008年10月
  • 資本金/9億4367万円
  • 連結売上高/69億5000万円(15年12月期)
  • 連結従業員数/134名
  • 事業内容/不動産投資開発、不動産コンサルタント
  • 会社ホームページ/http://www.b-lot.co.jp/

170124_COPMANY43UNDER

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界12月号
[特集]
東京新起動

  • ・二度目の変貌を遂げる大都市・東京
  • ・虎ノ門エリアはグローバルビジネスセンターとして進化中
  • ・東京ミッドタウン日比谷誕生で映画・演劇の街が再興
  • ・文化の発信地「渋谷」の百年に一度の大改造
  • ・泉岳寺・品川とも連携 品川新駅(仮称)のエキマチ一体開発
  • ・城北、埼玉方面への玄関口は行政が積極的
  • ・辻 慎吾(森ビル社長)
  • ・若林 久 西武鉄道社長

[Special Interview]

 稲垣精二(第一生命ホールディングス社長)

 「DNAの“第一主義”で圧倒的な未来をつくる」

[NEWS REPORT]

◆若者のクルマ離れに抵抗する豊田章男・トヨタ自動車社長の意地とプライド

◆ヤマトHDが人手不足よりも恐れる「送料無料」という意識

◆有機EL転換は避けられず 新生JDIは生き残れるか

◆シェール革命が動かす世界のパワーバランス

[特集2]今さら聞けないビットコイン

・可能性と危険性が共存するビットコインの魅力

・ビットコインだけではない! 1千種類を超える仮想通貨の世界

・ビットコインの2つの謎 ブロックチェーンとマイニング

ページ上部へ戻る