データを活用したマーケティング支援で、ポスティング業界トップの業績を誇っている。今後は配布スタッフを通じて地域情報を収集、サービスの精度を一層高める。

170124_030_ATO_P01

株式会社アト
代表取締役
安田 周 (やすだ・しゅう)

 アトは創業わずか5年で業界トップの売上高を達成、13期連続で増収増益を果たすなど、着実な成長を果たしている。その要因は、地理情報を活用した高精度なマーケティング支援にある。折り込みチラシやウェブでの集客に不満を感じていた飲食店やアパレルショップなどの顧客を取り込み、取引社数はすでに1万1千社を超えた。

 そんな同社が目指すのはサービスのさらなる進化だ。安田周社長は「ポスティングからウェブに誘引する取り組みを通じて、お客さまから『反響率が格段に上がった』というご感想をいただいています。今後は配布スタッフの集めた地域情報を使って、サービスの質を高めたいですね」と意気込んでいる。

 具体的には約8千人の登録スタッフが配布作業を行いながら、住宅の形状、車やペットの有無といった個々の世帯情報を収集。地元スタッフが目で見て集めた情報を顧客の販促に役立てる。

 「地域をくまなく巡回する数多くのスタッフを持つ、当社だからこそできるサービスです。毎月更新する鮮度の高い情報を基に、お客さまの業績アップに直結するサービスをリーズナブルに提供します」

 加えて同社では、全国の空き家情報を地方自治体や不動産会社に提供することで社会問題解決への貢献を図る。

 「『満足は成長の最大の敵』という言葉のように、現状に甘んじることなく変化を起こしていきたいです」と語る安田社長。スタッフとして採用し切れなかった人材を適性に応じて顧客に紹介するなど、新サービスの提供も視野に入れる。

 これらの施策を通じて、5年以内に年商100億円を目指す構えだ。

 

株式会社アト

  • 設立/2003年6月
  • 資本金/3199万円
  • 売上高/22億円(2015年5月期)
  • 従業員数/100名
  • 事業内容/セールスプロモーション事業全般
  • 会社ホームページ/http://www.ato-co.jp/

170124_COPMANY43UNDER

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界4月4・18日号
[特集]
紙メディアの未来

  • ・青木康晋(朝日新聞出版社長)
  • ・一木広治(ヘッドライン社長)
  • ・村野 一(デアゴスティーニ・ジャパン社長)
  • ・嶋 浩一郎(博報堂ケトル社長・共同CEO)
  • ・高井昌史(紀伊國屋書店会長兼社長)
  • ・消えたB2Bメディア コントロールドサーキュレーションの功罪

[Special Interview]

 吉永泰之(富士重工業社長)

 「守りに入らず攻め続けるためにスバルへの社名変更を決断した」

[NEWS REPORT]

◆三越伊勢丹、ヤマト運輸……人手不足が労組を動かす

◆攻めの農業の象徴 農水産物輸出1兆円は大丈夫か

◆“豪腕”森信親・金融庁長官の続投濃厚で戦々恐々の金融界

[著者インタビュー]

 手嶋龍一(作家、ジャーナリスト)

 稀代のスパイはインテリジェンスセンスを磨く最高のテキスト

ページ上部へ戻る