未婚化・晩婚化が社会的問題となり、これをビジネスチャンスと捉えた企業の参入によって婚活ビジネスが活況を呈しているが、Rooters(ルーターズ)はそうした風潮とは一線を画した独自の取り組みで若者の出会いをサポートしている。

充実したサポートで確実に出会いを提供

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株式会社Rooters
代表取締役
土居 宏次 (どい・こうじ)

 婚活ならぬ「恋活」パーティーを開催・運営するRooters。若者が普段着で気軽に参加できる出会いの場を提供し、今や年間1万本を超えるパーティーを開催、動員25万人以上という実績を誇る。

 「結婚を前提とする婚活ではなく、まずは恋活というキーワードで若者たちに出会ってもらった上で、しっかりと恋愛していくマインドや環境を整えることが、将来的に未婚化・晩婚化の解消につながると考えています」と語るのは土居宏次社長。

 顧客満足度を最優先に掲げる同社が開催するパーティーの特長は、専任のベテランスタッフによる徹底したサポート体制だ。異性との会話が苦手な参加者でも、スタッフが目を配ってフォローすることで、皆が満足できるパーティーの雰囲気づくりを演出する。さらに、より安定した高い品質のサービス、料理を提供するため、全国6カ所に自社ラウンジも用意する。

 今や多くの若者に支持されている同社だが、その道程は平坦ではなかった。婚活パーティーは基本的に結婚相談所が運営するケースが多いが、参加者の年齢層も高く実際に成婚に至るまでには数多くの困難が伴う。

 そこで同社では5年前、思い切って20代の若者にターゲットを絞り、よりカジュアルな出会いの場を提供することにした。折からの街コンブームという追い風も受け収益は右肩上がりとなるが、大いに盛り上がったその街コンブームも徐々に縮小。あらためてパーティー開催に集中し始めたところで、業界に大きな地殻変動が起きる。

他業種とのコラボでより多彩な企画が実現

 「少子化の進行を食い止めようと行政が助成金制度を整備したことにより、大手企業が相次いでこの業界に参入しました。運営では負けていないという自信はありましたが、やはりブランド力の差は如何ともしがたく、厳しい状況を迎えました」

170124_032_ROOTERS_P02 しかし、こうした大手の参入は一方でメリットももたらした。業界自体の認知度が向上したことで、他業種とのコラボレーションがスムーズに運ぶようになったのだ。特に35歳未満の女性というF1層に強い同社には、その年代をターゲットとするさまざまな業種・業態からのオファーが相次ぎ、すでにスポーツや映画、アウトドアなど幅広い分野で着々と恋活パーティーのコラボ企画が進んでいる。 

 今後は、法人向けのサービスにも注力していく考えだ。

 「若者の間で出会いのチャンスが減り続けている現在、毎日忙しく働く自社の従業員に対して企業側も福利厚生の一環として積極的に企業内、あるいは企業対企業の出会いをサポートしてほしいですね」

 最近では、少子化対策をテーマにした講演活動なども増えつつあるという土居社長。

 「この会社を選んでくれたスタッフたちと一丸となって、出会いを求めている人たちのお役に立てるよう頑張ります」と決意を新たにしている。

 

株式会社Rooters

  • 設立/2006年8月
  • 資本金/500万円
  • 事業内容/イベントの企画および運営、インターネットに関するコンサルティング、広告代理業、出版業、不動産の賃貸、売買、管理および仲介
  • 会社ホームページ/https://www.team-rooters.com

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