国内で唯一、法人向けメールシステムに特化したIT企業。主要商品「サイバーメール」は、大規模・高負荷な環境でも安定した稼働が可能で国内顧客数は9600社、その多くが大手企業という。独自のメールソリューションを武器に、メール専門企業として日本ナンバーワン、アジアナンバーワンを目指している。

 

サイバーソリューションズ社長 秋田健太郎氏

サイバーソリューションズ社長 秋田健太郎氏

 法人向けのメールシステム、企業内のサイトやデータを検索するエンタープライズサーチシステムの開発、販売を行っている。秋田健太郎社長はオービックを経てD&Bテクノロジーアジア(現スーパーストリーム社)に入社し、企業全体を経営資源の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念、およびこれを実現するITシステムやソフトウエアであるERPパッケージの「Super Stream」の立ち上げに関わる。1998年からナレッジマネジメントに関するビジネスをスタートさせる準備を行い、2000年1月にサイバーソリューションズを設立した。

 「大学を出てすぐ入社したオービックは、辞めてみていい会社だったということがよく分かりました(笑)。会社の文化や経営手法もさることながら、毎年高い利益を出し続けている。人材も優秀ですし、学ぶべき点が多かった」

 その後、秋田氏は外資系ソフトウエアメーカーに転職。入社後1年ほどでフルコミッションに切り替えた。

 「オービックはシステムインテグレーターで直販ビジネス、D&Bは外資で間接販売。その両方を経験したことで現在があります」

 サイバーソリューションズの特長は、国内で唯一、法人向けメールシステムに特化している点。国内顧客数9600社、パッケージ導入企業は社員数平均4千人の大手企業。売り上げ、利益とも右肩上がりで、経常利益率は3年連続で20%超の成長企業だ。

 当初は一般的に企業におけるメールの重要性が今ほど高くなかったため、なかなか理解されなかったというが、市場環境の変化と共にメールの重要性が高まり、大規模環境でも高いパフォーマンスを発揮する製品であることが理解されるようになり、導入先が広がっていったとのこと。

 主な製品は、大規模・高負荷な環境でも安定稼働が可能な統合型Webメールサーバーシステム「サイバーメール」、メール監視・アーカイブシステム「メールベース」、セキュリティゲートウェイシステム「メールゲイツ」などで、自社で用意した設備でソフトウエアなどを導入・利用するオンプレミス型とクラウドサービス型をそれぞれ提供している。

 「“日本代表”として、ライバルはマイクロソフト、グーグル」と強気の秋田氏の挑戦は続く。

 

サイバーソリューションズ
http://www.cybersolutions.co.jp/

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