塗料を中心に塗装機器や設備販売、コンサルティングを行う専門商社で、創業は1951年。自動車、建機、電気、工作機械、アミューズメント関連業界などが得意先。環境問題対応の新機能塗料の開発や提案も行っている。

 

-- 「塗料はお困り事を解決する手段である」と明確に位置付けていらっしゃいますね。

小柳英樹社長 生年月日●1959年2月15日 出 身 地●東京都大田区 最終学歴●米コロンビア大学経営大学院修了(MBA) 尊敬する人物●牟田學 座右の銘●打つ手は無限

小柳英樹社長
生年月日●1959年2月15日
出 身 地●東京都大田区
最終学歴●米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)
尊敬する人物●牟田學
座右の銘●打つ手は無限

小柳 塗料の基本機能は2つあり、ひとつは物体の保護です。物体を塗装することで腐食を防ぐ効果があります。もうひとつは意匠性の付与です。特に自動車や家電などの製品ではカラーリングが重視されています。これらに加え、第3の機能を付与したものが機能性塗料と呼ばれ、当社が注力している環境に対するソリューションのキーになるものです。遮熱、防火、示温(一定の温度で色が変わる化合物を顔料とした塗料で、温度を測定する)、電波吸収、防音などさまざまな特殊機能性塗料が開発されており、環境保全や省資源、作業環境の向上といった取り組みを提案しています。

-- 御社の現状を。

小柳 塗料の流通業界は、分野ごとに専門化している企業が多い中で、当社は多岐にわたる業種をカバーする数少ない1社です。さまざまな産業分野へ提案することができ、それだけノウハウも蓄積しています。それが強みとなっています。

-- 今後の展開は。

小柳 塗料の機能のうち、物体に意匠性を与えることを全面に打ち出したビジネスは、業界ではまだ確立されていません。そこに当社はチャレンジしたいと思います。これまでの物に色をつける材料としての色材提供から、物をより魅力的に見せる色彩提案にシフトしたビジネスを創造することが、これからのビジョンです。

 さらに、塗料や塗装の管理手法の標準化をしていきたい。大量生産される工業製品に使われる塗料は、長期間にわたって同じ品質を維持していなければならないし、色彩の管理も行われなければいけない。これが実現できれば、塗料業界はもとより、塗料を使っていただいているお客様、さらにエンドユーザーにとっても非常に大きなメリットがあります。トレサビリティーの考え方を盛り込みたい。

-- 働く人が元気に働ける環境づくり、会社経営が元気になることを標榜されています。

小柳 社員およびその家族が、健全で幸福な生活を享受できること、仕事を通じて自己の能力開発と共に自己実現を図ることが当社の理念です。これを実現できるよう邁進しています。

【会社データ】

小柳商事
設立●1959年1月
資本金●5千万円
従業員●60人
所在地●東京都大田区

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