2013年

  • [連載] 経済万華鏡

    村上春樹と行動ファイナンス

     村上春樹の新作は、またもや100万部を突破した。彼の小説の魅力は何だろうか。  確かに、このコラムでハルキ論をすることは妥当ではない。しかし、2つの事実がある。1つは、村上春樹の作品への批判の1つに、彼の作品は中身がありそうに見せて、実は何もない、というものが…

    経済万華鏡
  • [連載] 世界で勝つためのイノベーション経営論(第17回)

    オープン・イノベーションのマネジメント:専門部門の組織化と高い創発性

    専門部署の組織化により、異なる知識を集約  オープン・イノベーションの新しさは、外部で生み出された知識や技術を自社のそれと組み合わせてイノベーションを生み出すことにある。オープン・イノベーションでは、組織の境界の外にある経営資源を自社のビジネスのために動かさなけ…

    世界で勝つためのイノベーション経営論
  • [連載] オバマ大統領の英語(第97回)

    武器を自由に携帯する権利

    米国はベトナム戦争あたりで壊れてしまったのだな、と感じさせるのが、Charles Murray著『Coming Apart: The State of White America, 1960-2010』 である。邦訳も出た。チャールズ・マレー著『階級「断絶」社会ア…

    オバマ大統領の英語
  • [M&A最新事情]

    「インテリジェンス統合で雇用のプラットフォームを確立する」--水田正道(テンプホールディングス副社長)

     人材派遣最大手のテンプスタッフを抱えるテンプホールディングスは、各事業ドメインの強化のためにM&Aを積極的に行っている。最近では、技術関連の特定派遣事業強化に向けてパナソニックの設計開発子会社の株式を取得したほか、人材紹介事業強化に向けてインテリジェンスの株式を…

    水田正道(テンプホールディングス副社長)
  • [M&A最新事情]

    「ヤマダと組むことで提携先が 企業価値を向上できるかが重要」--山田昇(ヤマダ電機会長兼CEO)

     家電量販店最大手のヤマダ電機。同社の成長の歴史はM&Aの歴史でもある。最近でもハウスメーカーのエス・バイ・エルの子会社化で住宅事業に進出。また、同業のベスト電器の子会社化で、さらなる業容拡大に取り組んでいる。同社のM&Aについて、山田昇会長兼CEOに話を聞いた。…

    山田昇(ヤマダ電機会長兼CEO)
  • [M&A最新事情]

    西武鉄道存続に向けて、世論喚起の旗を振る--髙橋信一郎(秩父商工会議所会頭・西武鉄道を応援する会 会長)

     沿線住民の生活は西武鉄道が池袋に直通していることが大前提です。今回のサーベラスからの西武ホールディングスへの提案は、これが根底から崩されることになり、地域の生活基盤の存亡にかかわることなので、路線存続のための手を打たなくてはいけないと思っています。 …

    西武秩父線を走る特急レッドアロー
  • [M&A最新事情]

    サーベラスの「失策」が西武ステークホルダーの反感を助長--後藤高志(西武ホールディングス社長)/ルイス・ジェイ・フォスター(サーベラス シニアマネージングディレクター)

     今後はクロスボーダーのM&Aの拡大が予想される。そんな中で注目を集めているのが、西武ホールディングス(西武HD)の再上場をめぐる経営陣と筆頭株主である米サーベラスグループとの対立だ。一見すると、よくある経営陣と筆頭株主との対立と言えなくはない。しかし、西武グルー…

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  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第25回)

    政治家の資質

    国会に参考人招致されて思ったこと  先日、衆議院で開かれた「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」に参考人として招致され、インターネットを使った選挙活動などについて意見陳述する機会がありました。その時の様子は「ニコ生」で動画配信されたので、ご覧にな…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 視点

    地方の教育長の首長任命は時宜を得た提言

     安倍内閣の教育再生実行会議が、地方の教育長を教育委員の互選で選ぶ方法から首長の任命にすることを提言した。1つの見識である。  地方自治法は執行をスムーズに行うために、執行権者である首長の独任制を認めている。一方、独任制の持つ独裁性を緩和するために多元主義をとっ…

    視点
  • [連載] 経済万華鏡

    異次元の過ち

     黒田新日銀総裁は、「異次元」の量的・質的金融緩和を発表した。異次元に誤った政策だった。  すべての措置を盛り込んだ緩和政策だったが、要は、異常な量の国債を買いまくるという政策である。40年満期のものまで含めて、政府が発行する国債の7割を買うということだ。  …

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    期待と現実の狭間

     今年は4月1日が月曜日であることが素晴らしい、というベテランビジネスマンが多い。新入社員にとって、これほどメリハリの効いたスタートはないという。週末で学生から社会人へ気持ちも身体も切り替えるのだという。なるほど。  私も、社会人になるのが楽しみであり、怖くもあ…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    戦略なしという戦略

     春である。うちの慶応ビジネススクール(KBS)も卒業生を送り出し、新しい大学院生が100人余り入ってくる。  ビジネススクールの学生というと、ぎすぎすした、アメリカナイズされ、カネのことだけ考え、常にカタカナとアルファベットの略語ばかり使って、要領が良く、戦略…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    専門家は専門家にしか 目利きできない

     日銀の人事の話は、私だけでなく読者の方も、もう飽き飽きだろうが、最後に一言。  日銀の総裁や副総裁の人選を、官邸にせよ国会にせよ、政治家たちが選ぶというのは実はおかしいのではないか。  学者としての能力、中央銀行という特殊な組織のトップの能力、セントラルバン…

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  • [連載] 経済万華鏡

    専門家の終焉

     日本の失われた20年とは何だろうか。  一般的には、バブル崩壊後の1990年代を失われた10年と呼ぶが、結局今まで、経済の復活はないということで、失われた20年、あるいは25年が続いているという人もいる。  その評価は分かれるところだろうが、この20年で確実…

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  • [連載] 経済万華鏡

    組織とは何か

     入試の季節である。うちのビジネススクールでは面接が熱く、かつ重要である。ある受験者とバーの話になった。  彼は、バーテンダーをやっていたが、そのバーの組織に疑問があるという。オーナー経営者と意見が合わず、現場ではこうしたらいいああしたらいい、というアイデアがた…

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  • [連載] 経済万華鏡

    日銀は今、何を思う

     哀れな日銀。ここまで政治に蹂躙されるとは。日銀よ。今、何を思うのか。  白川総裁は、なぜ辞任しないのか。外資系金融関係者の勉強会でこう聞かれたことがある。  彼は辞任しないし、これからも辞任しない。任期満了まで、彼の信じる現状でのベストを尽くそうとするだろう…

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  • [連載] 経済万華鏡

    自民党政権が民主党政権よりましな理由

     投資で言うなら、短期に確実なのは自民党、長期逆張りなら民主党ということだろう。  自民党政権が成立した。個々の経済政策、特に金融政策については、反対の部分が多いが、政権全体で見ると、圧倒的な安定感がある。あれだけ麻生氏が支離滅裂な時代錯誤の政策を自信たっぷりに…

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  • [連載] 経済万華鏡

    整合的な経済政策は?

     安倍政権が誕生した。3分の2を取ったから、参議院が過半数なくても、かなりの政策を思いどおり実現できるだろう。そこで、安倍政権のための望ましい経済政策を考えてみたい。  現状を踏まえて安倍政権が受け入れられるという制約条件(それ自体は主観的な判断結果だが)の下で…

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  • ・高井昌史(紀伊國屋書店会長兼社長)
  • ・消えたB2Bメディア コントロールドサーキュレーションの功罪

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 吉永泰之(富士重工業社長)

 「守りに入らず攻め続けるためにスバルへの社名変更を決断した」

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◆三越伊勢丹、ヤマト運輸……人手不足が労組を動かす

◆攻めの農業の象徴 農水産物輸出1兆円は大丈夫か

◆“豪腕”森信親・金融庁長官の続投濃厚で戦々恐々の金融界

[著者インタビュー]

 手嶋龍一(作家、ジャーナリスト)

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