二宮清純のスポーツインサイドアウト

  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第47回)

    「微妙なジャッジ」に不満なら人と機械の役割分担を探るべき

    W杯アジア最終予選で公正性欠いたジャッジ  W杯のアジア最終予選が現行のホーム&アウェー方式となったのは1998年フランスW杯予選からだが、初戦を落として本大会出場を果たした国はひとつもない。  去る9月1日、埼玉スタジアムで行われたUAE戦で日本は1対2と逆転負…

    二宮清純の「スポーツ羅針盤」
  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第46回)

    障害者に対する環境整備は超高齢化社会への備えに

    視覚障害者のホーム転落事故は後を絶たず  リオデジャネイロ五輪のさなかに悲痛なニュースが飛び込んできた。  東京メトロ銀座線の駅で、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車にひかれて死亡してしまったのだ。  これを受け、日本盲人会連合の竹下義樹会長は、次のよう…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第45回)

    大谷翔平の打者としての将来性

    初のエントリーでダービーを制す  NPB歴代7位の通算504本塁打を記録した衣笠祥雄は目を丸くして、こう語った。  「メジャーのスカウトたちが、日本人には少なくなった体の回転で打つタイプだというからジーッと見ていた。確かに足を大きく上げることなく踏み出してから体が…

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  • 無線騒動を機にF1はヒューマンスポーツに戻れるか

    接戦を演出したのはひとつのペナルティー  3月にオーストラリアで始まったF1グランプリ(GP)は、第10戦イギリスGPでシーズンを折り返した。11月の最終戦アブダビGPまで残り11戦、チャンピオン争いは、ここからが佳境だ。  シリーズチャンピオンを争っているのはニ…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第43回)

    NPBのコリジョンルールは「朝令暮改」となるか

    新ルールの解釈や運用で現場から不満の声が続出  朝出した命令が、夕方にはもう改められている。法令や政令がころころ変わるありさまを「朝令暮改」という。「漢書」からの引用である。  これから紹介する事例は典型的な「朝令暮改」ではないだろうか。  日本野球機構(NPB…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第42回)

    「世界最多」イチローにローズが噛み付く理由

    走攻守揃ったイチローだからこそできた偉業  「日本では私をヒットのクイーン(2番)にしようとしている。次はハイスクール時代のヒットまで加えるんじゃないか」  イチロー(マーリンズ)が日米通算4257安打を達成した時のピート・ローズのコメントである。  ピート・ロ…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第41回)

    モハメド・アリにとってリングは社会だった

    世界各国の指導者が相次ぎ功績を称える 「モハメド・アリは世界を揺るがした。そして、それによって世界は、より良い場所になった」(バラク・オバマ米大統領) 「リングの上だけでなく、公民権(運動)においてもチャンピオンだった。とても多くの人の模範になっていた」(デービッド・…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第39回)

    奇跡の優勝を遂げたレスター 岡崎の経験を日本代表に生かせ

    現実的目標は一部残留が創設133年目で初優勝  イングランドのほぼ中央に位置するレスターというまちのことを初めて知ったのは今から6年前のことだ。現在は浦和レッズでプレーする阿部勇樹が浦和から当時イングランド2部リーグに所属していたレスター・シティーに移籍したのがきっ…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第38回)

    世界が注目するインディ500で佐藤琢磨の走りに期待する

    アメリカンドリーム実現の場所でもあるインディ  今年のインディ500は5月29日に開催される。記念すべき100回大会である。  インディアナポリス500マイルレース、通称インディ500はアメリカを代表する自動車レースだ。  F1のモナコGP、スポーツカーレースの…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第37回)

    ハンドボールリーグ男子を制した大崎電気が投じた一石

    レギュラーシーズン1位でもアドバンテージなし  「勝って、逆に皆さんに質問したいことがあります」  5年ぶりに日本ハンドボールリーグ男子を制した大崎電気の岩本真典総監督が、優勝会見の冒頭で報道陣に問い掛けた。  「ここ数年、こういうプレーオフを続けていく中で、レ…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第36回)

    マシン規制が大きく変更に。F1グランプリの挑戦は続く

    危険と隣り合わせのスポーツだったF1 それは衝撃的な映像だった。前を走るクルマと接触し、跳ね返った勢いで外側の壁に当たって大破する。マシンはコントロール不能の状態で宙に舞い、転がりながらコース外のフェンスに当たり、ようやく止まった。 3月20日に開幕したF1世界選手権…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第35回)

    プロレスラー、ハヤブサが急死。事故の防止へ知恵絞る時期に

    懸命なリハビリが奏功し改善の兆しもあったが  リングネームを地で行くような華麗な空中殺法で人気を博したプロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治)が3月3日、くも膜下出血のため他界した。47歳の若さだった。  ハヤブサが全身不随の重傷を負ったのは2001年10月22日…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第34回)

    日本代表監督の呼び声も高いサンフレッチェ広島・森保監督

    地元のファンどころか同級生すら存在を知らず  サンフレッチェ広島のチーム人件費(選手年俸など)は年間約13・5億円(2014年度)。これはJ1・18チームの中で真ん中より、やや下である。それでいてこの4シーズンで3度のリーグ優勝を果たしているのだから見事の一語だ。 …

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第33回)

    プロ野球の新ルール適用で各球団の対応はどうなる!?

    本塁を“死守”することができなくなる“受難”が プロ野球は今季から本塁上での危険なプレーに厳格な姿勢で臨む方針を確認している。 新ルールにより、クロスプレーの際、キャッチャーは本塁前でランナーをブロックすることができなくなる。ボールを持たずに走路を塞ぐことも禁止だ。 …

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第32回)

    トリックプレーの ブラッシュアップも一考

    全国高校サッカー選手権でトリックプレーが炸裂 17大会ぶり3度目の優勝を決定付けたのは、後半2分のトリックプレーだった。全国高校サッカー選手権でのひとコマである。 東福岡(福岡)が1対0のリードで迎えた後半2分、ゴール正面やや右寄りの直接フリーキック。距離にして20メ…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第31回)

    箱根駅伝を連覇した青学大・原監督の「最強軍団」づくり

    “ワクワク大作戦”から“ハッピー大作戦”へ 往路・復路ともに1度も先頭を譲らない“完全優勝”で青山学院大学が箱根駅伝を連覇した。 10区間中6区間で青学大から区間賞が出た。10人のメンバー中3年生以下が6人。青学大の黄金時代は、当分続くのではないか。 監督の原晋は選手…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第30回)

    ユニホームを脱いでも澤穂希は女子サッカーの顔

    代表試合出場数と得点数は日本史上最多 15歳で日本代表入りし、2011年女子W杯ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪女子サッカー準優勝、15年女子W杯カナダ大会準優勝などに貢献した澤穂希がピッチを去った。 澤がボールを蹴り始めた頃、女子のサッカー選手は稀だった。「女のく…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第29回)

    プロ野球選手の背番号は自らのアイデンティティ

    背番号が変わることを拒否した選手たちの思い トリプルスリー(打率3割以上、ホームラン30本以上、盗塁30個以上)を達成し、セ・リーグのMVPにも選ばれた東京ヤクルト・山田哲人の背番号が「23」から「1」に変わる。 ヤクルトにおける「1」は“小さな大打者”と呼ばれた若松…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第28回)

    またもやドーピングが問題に 旧共産圏に広がる“汚染”の過去

    国際大会で結果を出せば地位と生活は保証された  ロシアの“国策ドーピング”がメディアをにぎわしている。  世界アンチドーピング機関(WADA)からの勧告を受けた国際陸連はロシア陸連に対し、暫定的な資格停止処分を課した。この処分が解除されない限り、ロシアの陸上選手は…

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  • [連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第27回)

    汚職で揺れるFIFAは自浄能力を示せるのか

    “本命”のプラティニ氏は自らの潔白を証明すべき 誰がトップに就いても、この組織を改革するのは容易ではあるまい。それほどまでに汚職の闇は深い。 来年2月に実施される国際サッカー連盟(FIFA)会長選に7人が立候補した。有力視されているのがFIFA副会長でヨーロッパサッカ…

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