筆者の記事一覧

中井広恵(女流棋士)

(なかい・ひろえ)
4歳から将棋を始め11歳で小学生名人戦準優勝。1986年「女流名人」の初タイトルを獲得。それ以降、女流名人、女流王将、女流王位、倉敷藤花で合計19期のタイトルを取るなど名実共に女流棋士のトップランナー。2007年、日本女子プロ将棋協会(LPSA)設立に尽力し、初代代表理事。現在は対局に専念し、10年1〜7月まで前人未到の19連勝を達成。

中井広恵
  • [連載]

    女流棋士中井広恵の先手必勝(最終回)

     先日、久しぶりに上海に行ってきました。  以前この欄でご紹介しましたように、中国では日本の将棋を授業で取り入れている学校が多数あり、指せる人が既に10万人を超えているとのことです。上海で熱心に将棋を普及してくださったのが、許建東さん。日本へ留学中に…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第85回)

     先日、将棋界2013年の賞金ランキングが発表されました。プロ棋士は個人事業主ですので、各自で確定申告を行います。  対局料など対局を行うことによって得る収入と、お稽古や執筆・講演など対局以外のものがあり、ランキングとして挙がるのは対局に関してのものだけです。 …

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第84回)

     将棋ファンの方がいつも楽しみにされているのが、日曜日のNHK将棋番組でしょう。まず午前10時からの30分が「将棋フォーカス」という講座+情報番組。そしてその後に「NHK杯将棋トーナメント」です。  将棋フォーカスは、タレントのつるの剛士さん・女優の岩崎ひろみさ…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第83回)

     昨年来より、「株主優待おじさん」の愛称で大ブレイクしている棋士をご存じでしょうか?  桐谷広人七段。あの有名な升田幸三実力制第四代名人門下で、2007年に現役を引退されましたが、現在は主に株の優待券で生活を送られているということで脚光を浴びています…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第82回)

     将棋の羽生善治三冠が、ポーランドで行われたチェスの国際大会に出場しました。ここで好成績を残し、2つ目のIMノームを獲得。日本チェス界でもこの話題で大いに盛り上がっているようです。  チェスの世界では国際基準がGM(グランドマスター)、IM(インター…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第81回)

    将棋の対局を始める時には、「振り駒」という作法があります。これはどちらが先に指すかを決めるもの。  盤上から上位者の歩を5枚取り、手の中でよく振って軽く放り投げて表が多く出れば上位者(歩を取った方)の先手、裏が多く出れば下位者の先手です。囲碁では「握り」と言って…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第80回)

     13年の10月、プロ棋戦における将棋のルールの1つが変更になりました。それは「持将棋」に関して。あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、勝負がつかず引き分けになることです。お互いの王様が敵陣に入ってしまい、つかまらなくなってしまうのです。普通に考える…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第79回)

    現在将棋界では、優勝賞金最高額の竜王戦七番勝負が行われています。  タイトル保持者は渡辺明竜王。20歳の時から9年連続でタイトルを保持し、あの羽生善治三冠に3連敗と追い込まれながら、その後4連勝をして防衛という偉業を成し遂げた人物です。挑戦者は森内俊之名人。20…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第78回)

    女流棋界にまた新たなスターが誕生しました。香川愛生さん。霧島酒造杯女流王将戦(主催・株式会社囲碁・将棋チャンネル)で、あの里見香奈四冠を破って初のタイトルを獲得しました。  香川さんはまだ20歳の現役大学生。関西の大学を受験し、関東から移籍して棋戦に参加していま…

  • 女流棋士中井広恵の先手必勝(第77回)

    暑い夏が終わり、ようやく過ごしやすい気候となりました。秋は将棋の季節、日本各地でイベントが開催されます。大会等に参加される方も多いのではないでしょうか。日頃からテレビや書籍などで勉強されている方も、実際に対局をして成果が出ると達成感が得られると思います。私も青森県…

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