筆者の記事一覧

野口和彦(横浜国立大学環境情報研究院教授)

(のぐち・かずひこ)

横浜国立大学環境情報研究院教授

三菱総合研究所リサーチフェロー

野口和彦
  • [連載] テクノロジー潮流

    アジア大会とノーベル賞

     今年のノーベル物理学賞は、青色発光ダイオード(青色LED)の開発を対象として、赤崎勇(名城大教授)、天野浩(名古屋大学教授)、中村修二(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)が受賞した。  青色LEDとは、電圧を加えると発光する半導体素子のことであり、赤色、…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流

    水素社会へのステップ

     2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)において、水素を燃料に使う「燃料電池自動車」の活用が検討されている。東京五輪を世界が新たなエネルギー源である水素の可能性を確信するための機会にしようというのだ。  水素は、燃焼した際の廃棄…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流

    エボラ出血熱と情報セキュリティー

    「エボラ出血熱と情報セキュリティー」とは、不思議なタイトルだと思われる方も多いかもしれない。謎かけでは、「どちらもウィルスが問題です」ということになるのかもしれないが、そう呑気な話ではない。この2つの事象の共通点から社会の脅威を考えてみたい。「ウィルスによるパンデ…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流

    工学システムの安全について

     工学システムは、その時々の社会が求める最適な価値を提供するものであるが、高度化するにしたがい、その安全の確保が社会の重要な要求となってきた。  まず、安全であるということは、どういうことであるかを考えてみる。ISOでは、安全を「受容できないリスクがないこと」(…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流

    介護・農業分野へのロボット投入の期待と懸念

     2020年までにロボット市場の規模を製造現場では現在の2倍に、また介護や医療といったサービス分野などでは現在から20倍に、それぞれ1兆円を超える規模まで成長させようとするロボット戦略が話題となっている。  人を抱えたり移動させたりする介護の仕事は重労働であり、…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流(第5回)

    科学技術をコントロールする難しさ―ハザードとリスクソース

    急激な科学技術の進展により技術コントロールが困難に 3Dプリンターを使って拳銃を製造するという事件が発生した。 3Dプリンターは大量生産にこそ向いていないものの、図面情報さえあれば個人でいろいろなものが製造できるという特徴がある。これまで製品として入手しようと思えば困…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流(第3回)

    社会の共有価値と未来

     岡伸一さんの『動的平衡』という本に、「人間の身体のあらゆる部位が分子レベルでは絶え間のない分解と合成が繰り返されている」という記述がある。つまり、人は分子レベルでは1年たつとすっかり入れ代わっているというのだ。しかし、個人の本質が別のものになるわけではない。この…

    テクノロジー潮流
  • [連載] テクノロジー潮流(第1回)

    人類が経験した3つ目の社会革命~情報革命がもたらす未来~

     人類は、これまで農業革命、産業革命、情報革命という3つの大きな社会構造革命を経験してきた。農業革命は狩猟と農業を分化し、産業革命は工業や商業を農業に比肩しうる産業として確立してきた。情報革命の特徴と未来 では、情報革命はわれわれに何をもたらしたのであろうか? それは…

    テクノロジー潮流
  • [連載] Biz未来系

    生命倫理と科学技術の活用

    生命に対する科学技術へのアプローチ 生命に向き合う科学技術には、多様なパターンがある。iPS細胞に続いて万能細胞の開発が話題になっている。今後さらなる手法の改善や検証が行われることになると思うが、生命に対する科学技術へのアプローチが、ある段階を超えたのは間違いない。 …

    BIZ未来系
  • [連載] BIZ未来系

    個人生活への影響に視点をおいた社会の科学技術

    社会と生活に貢献してきた科学技術の歴史 14世紀にイタリアから始まったルネッサンスは、人間賛歌を歌い上げ物質文明の発展をもたらした。この時代の流れの中で、科学技術はその発展に大きな貢献を行ってきた。 このことは、以前実施した科学技術の貢献に対するアンケート(科学技術を…

    BIZ未来系
  • [連載] BIZ未来系

    分野を超えて研究技術の展開を

     科学技術の特徴は、その応用範囲が広いところにある。にもかかわらず、科学技術に関する投資は、他の政策と同様に縦割りのものが多い。開発投資の有効活用のためにも分野を超えた技術展開の在り方が問題となる。技術のスピンオフは、軍事技術関連が多いが、かつてのNA…

    BIZ未来系
  • [連載] BIZ未来系

    ブランドと機能

     有名ホテルやデパートにおける食品の誤表示の問題が相次いだ。この状況を見ると、料理人が自分の腕よりも、原材料のブランドのほうが評価されていることを認めていたとしか思えない。高級食材でなくてもこんな味が出せるのかという驚きを客に与えようという職人の誇りがなかったのが寂し…

    BIZ未来系
  • [連載] BIZ未来系

    環境・精神文化とアベノミクスは両立するか

     天野祐吉さんは生前「大量生産大量消費時代から文化や環境時代への脱皮」を説かれていた。  バブル以降の20年、結果的に日本のモノづくりは停滞した。しかし、国民はいま再び「経済成長」を求める。  国民の価値観は確かに変化してきた。しかし、日本の社会はまだ文化・社…

    BIZ未来系
  • [連載] BIZ未来系

    国際インフラとしてのICT

     ICTを、生活や産業を支える重要インフラであるという視点で見ると、ICTの持つハードとしての速度、容量やソフトとしての使いやすさの要素のほかに、つなぐというネットワークとしての可能性を再認識することが重要だ。  ネットワークインフラが、他のインフラと異なるとこ…

    BIZ未来系

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  • ・なぜ、よしもとは社会課題と向き合うのか 大﨑 洋(吉本興業共同代表取締役CEO)
  • ・茶葉から茶殻までバリューチェーン全体で価値を創造する 笹谷秀光(伊藤園顧問)
  • ・持続可能な経営は、持続可能な地域が支えている キリンホールディングス
  • ・人生100年時代の健康問題に取り組む ファンケル
  • ・世の中に貢献する中で商売を広げていく ヤマト運輸
  • ・社会課題を解決する金融モデルは、懐かしい過去に学ぶべき 吉澤保幸 場所文化フォーラム名誉理事

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 芳井敬一(大和ハウス工業社長)

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