筆者の記事一覧

小幡績(慶応義塾大学ビジネススクール 准教授)

(おばた・せき) 1992年東京大学経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。99年退職。一橋大学経済研究所専任講師を経て2003年から現職。ハーバード大学経済学博士。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。『リフレはヤバい』『ハイブリッド・バブル』など著書多数。最新刊は『成長戦略のまやかし』。

小幡績
  • [連載] 経済万華鏡

    異次元の過ち

     黒田新日銀総裁は、「異次元」の量的・質的金融緩和を発表した。異次元に誤った政策だった。  すべての措置を盛り込んだ緩和政策だったが、要は、異常な量の国債を買いまくるという政策である。40年満期のものまで含めて、政府が発行する国債の7割を買うということだ。  …

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    日銀・黒田総裁の孤独で険しい道

    日銀に新人として入行した黒田総裁 今年は4月1日が月曜日であることが素晴らしい、というベテランビジネスマンが多い。新入社員にとって、これほどメリハリの効いたスタートはないという。週末で学生から社会人へ気持ちも身体も切り替えるのだという。なるほど。 私も、社会人になるの…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    戦略なしという戦略

     春である。うちの慶応ビジネススクール(KBS)も卒業生を送り出し、新しい大学院生が100人余り入ってくる。  ビジネススクールの学生というと、ぎすぎすした、アメリカナイズされ、カネのことだけ考え、常にカタカナとアルファベットの略語ばかり使って、要領が良く、戦略…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    専門家は専門家にしか 目利きできない

     日銀の人事の話は、私だけでなく読者の方も、もう飽き飽きだろうが、最後に一言。  日銀の総裁や副総裁の人選を、官邸にせよ国会にせよ、政治家たちが選ぶというのは実はおかしいのではないか。  学者としての能力、中央銀行という特殊な組織のトップの能力、セントラルバン…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    専門家の終焉

     日本の失われた20年とは何だろうか。  一般的には、バブル崩壊後の1990年代を失われた10年と呼ぶが、結局今まで、経済の復活はないということで、失われた20年、あるいは25年が続いているという人もいる。  その評価は分かれるところだろうが、この20年で確実…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    日銀は今、何を思う

     哀れな日銀。ここまで政治に蹂躙されるとは。日銀よ。今、何を思うのか。  白川総裁は、なぜ辞任しないのか。外資系金融関係者の勉強会でこう聞かれたことがある。  彼は辞任しないし、これからも辞任しない。任期満了まで、彼の信じる現状でのベストを尽くそうとするだろう…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    自民党政権が民主党政権よりましな理由

     投資で言うなら、短期に確実なのは自民党、長期逆張りなら民主党ということだろう。  自民党政権が成立した。個々の経済政策、特に金融政策については、反対の部分が多いが、政権全体で見ると、圧倒的な安定感がある。あれだけ麻生氏が支離滅裂な時代錯誤の政策を自信たっぷりに…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    整合的な経済政策は?

     安倍政権が誕生した。3分の2を取ったから、参議院が過半数なくても、かなりの政策を思いどおり実現できるだろう。そこで、安倍政権のための望ましい経済政策を考えてみたい。  現状を踏まえて安倍政権が受け入れられるという制約条件(それ自体は主観的な判断結果だが)の下で…

    経済万華鏡
  • [連載] 経済万華鏡

    日銀のせいにするな

     多くの政治家、政党が日銀批判をしているが、経済的な議論の前に、政治的センスを疑う。これまで、日銀を批判して成功した政治家、政党はいない。理由は簡単で、自分で何もせず、他人のせいにしているだけだからだ。  米国大統領選でも、相手候補者を非難するようなテレビCMを…

    経済万華鏡

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 「君は生き延びることができるか」──ガンダム世代が歩んだ40年

 常見陽平(評論家・労働社会学者)

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