筆者の記事一覧

夏野剛(慶応義塾大学特別招聘教授)

(なつの・たけし) 1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京ガス入社。95年に米ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクールでMBAを取得。その後、ITベンチャー企業を経て、97年NTTドコモに入社。iモードビジネスを立ち上げ「iモード生みの親」と呼ばれる。2005年、NTTドコモ執行役員に就任。08年に同社退社後は、ドワンゴをはじめ数社の取締役を務める傍ら、慶応義塾大学特別招聘教授として教壇にも立つ。

夏野剛
  • [グローバルベンチャーの挑戦]

    モノづくりで世界を獲る--徳重 徹氏(テラモーターズ社長)×夏野 剛氏(慶応義塾大学特別招聘教授)

     参入障壁が高い製造業の分野で、まずは東南アジアをターゲットに、電動バイクで勝負を懸けるテラモーターズ。徳重徹社長は2年前、『経済界』が主催する「金の卵発掘プロジェクト」で審査委員特別賞を受賞。さらにパワーアップして、日本発のグローバルメガベンチャーとなるべく闘志…

    グローバルベンチャーの挑戦
  • [ スペシャル対談 ]

    ストーリーで共感を生む外食イノベーション--米山 久氏(エー・ピーカンパニー社長)×夏野 剛氏(慶応義塾大学特別招聘教授)

     外食産業において生販直結のビジネスモデルを確立し、着実に成長を遂げているエー・ピーカンパニー。生産者、従業員、顧客すべての満足度を高める独自のスタイルはどのように確立され、今後どんな方向を目指すのか。夏野剛氏が米山久社長に迫る。 経営者の夢の実現なんて…

    左から米山 久、夏野 剛
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(最終回)

    日本を救うために必要なこと

    構造を変える時期に来ている  本連載も今回で最終回となりました。本稿では、これまで主張してきたことの総括をしてみたいと思います。  これからの日本を救うためには何が必要か。以前も述べたとおり、2020年の東京オリンピックを迎えるまでに、後世にプラスの影響を与え…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第45回)

    日本メーカーのリストラを考える

    PC事業を自主再建できなかったソニー  ソニーがPC事業を売却するというニュースは、アナリストなど財務面から企業を見ている人々からはおおむね好意的に見られています。しかし、企業戦略から見た時に、この決断が本当に正しかったのか疑問が残ります。  ソニーは基本的に…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第44回)

    今こそ日本食の国際競争力を上げよう

    日本食を世界に展開するための仕組みをつくる  和食が世界遺産に登録されて、日本食というものへの注目が今一度高まっています。  一方で、レストランについて言うと、ミシュランの星が一番多い街は東京で、東京のほうが本場のパリよりも星が多いという状況があります。日本は…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第43回)

    個人と組織の関係性を見直す時代

    個人と組織の間のパワーシフトが発生  ITの発展のお陰で社会に及ぼした変化はビジネスの効率化や生産性の向上などが挙げられますが、それ以上に大きいのは、個人の力を強めたことだと思っています。  具体的にどういうことかと言うと、個人の情報収集能力が組織並みに上がり…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第42回)

    接待交際費について考える

    交際費使用は企業のガバナンスの問題  大企業の接待交際費を、50%まで経費として認める方針を政府が打ち出しました。50%などと中途半端なことを言わずに、100%認めるべきだと私は思います。  そもそも交際費が経費として認められないというルールは、ずっと以前に作…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第41回)

    日本の将来を決める年

    2020年から日本経済は急速にしぼむ  新年を迎えるにあたり、今回はこの2014年から20年までの期間が、いかに日本にとって大事になるかという話をしたいと思います。  現在、1億2700万人いる日本の人口は、20年までに300万人減る見通しです。全体からすれば…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第40回)

    女性の社会進出に必要なこと

     〝ジェンダー〟より〝多様性〟に注目  先日、内閣府と某自治体が主催する男女共同参画フォーラムにパネリストとして呼ばれました。フォーラムの主旨は、女性の社会進出をもっと促そうというものでした。  そこで話し合われていたのは、男性の家事・育児への参加が少ないこと…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第39回)

    今、民主党が主張すべき政策とは

    自分が党首ならこんな政策を掲げたい  政治の世界において、今や民主党のプレゼンスはすっかり小さくなってしまいました。理由のひとつは、争点にできる議題がほとんどないことです。現在、自民党が行っている政策の半分ぐらいは民主党政権時代に枠組みが決まったものなので争点に…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第38回)

    自動運転車の普及を急げ

    有名タレントの事故が残した教訓  先日、タレントの桜塚やっくんが交通事故で亡くなられました。中国自動車道を走行中、乗っていたワンボックスカーが中央分離帯に衝突し、追い越し車線に停止。直後に同乗者、桜塚さんが様子を見るために車外にでたところを、 それぞれ別の後続車…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第37回)

    2段階増税の弊害

    消費へのインパクトは本当に弱まるのか  2014年4月に、消費税率を8%に引き上げると安倍晋三首相が表明しました。消費増税の是非に関しては既に議論が尽くされているので、これについて今さら何か言っても仕方がありません。民主党政権の時に消費増税法案が通り、当時野党だ…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第36回)

    新型iPhoneが与える影響とは

    端末もネットワークの質も横並びに  NTTドコモがついにiPhoneの販売を開始しました。  産業競争戦略の視点から見ると、ドコモからの当面の顧客流出を防ぐという短期的な効果はあると思いますが、中長期的にはますます各キャリア間の差がなくなり、土管化(通信事業者…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第35回)

    最高のタイミングで決まった東京五輪

    日本の潜在力を生かす最後のチャンス  東京オリンピックが2020年に開催されることが決定しました。このタイミングでオリンピックが日本にやって来るというのは非常に素晴らしいことだと思います。  本連載でこれまで何度か指摘してきたように、日本という国の潜在能力はも…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第34回)

    高速道路のルールはこう変えよう

    追い越し車線に最低速度制限を設ける  少し前に古屋圭司・国家公安委員長が交通速度規制の現状について疑問を呈したことがありましたが、今回は高速道路のルールについてモノ申したいと思います。  今年の夏も、行楽地に出掛けて渋滞に巻き込まれた人がたくさんいることでしょ…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第33回)

    熱帯化する日本に思う

    高校野球に象徴される現行制度の弊害  第31回(本誌8月20日号)の本連載でも述べましたが、最近の気候の変化は明らかに異常です。  夏場の気温は30℃超えが当たり前になり、最高気温が35℃以上になることも珍しくなくなりました。日本の気候はますます熱帯化していま…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第32回)

    原発再稼働について思う

    目先の議論だけでは不毛  夏場になると、必ず議論になる原子力発電所の再稼働問題。ご存じのとおり、産業界を中心に積極的に再稼働を支持する意見と、安全性などを危惧して反対する意見があります。政党間では自民党以外はどこも再稼働に反対、または慎重な姿勢をみせており、再稼…

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  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第31回)

    今こそサマータイムの導入検討を

    昔と大きく変わった気候条件  日本の企業や学校の夏休みは、まだ夏場の気温が今より低かった頃を基準に設定されています。しかし、思い出してみてください。30年ほど前までは、気温が30℃を超える日というのは珍しかったのではないかと思います。  今でも年間をと…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第30回)

    日本にグローバル人材は何割必要か

    トップ10%への教育でグローバル国家は実現可能  ある会議に出席した時のことですが、グローバル人材教育が必要だということを声高に主張する外資系企業の社長がいました。いわく、英語の教育が低学年から必要で、国際的な視野を持つためのカリキュラムを充実させるべきだと。グ…

    夏野剛の新ニッポン進化論
  • [連載] 夏野剛の新ニッポン進化論(第29回)

    雇用流動化で経営者も甘えを捨てろ

    解雇規制は最適経営をしない言い訳  今回は解雇規制緩和の話をします。雇用の流動化を推し進めないと民間企業の活力が削がれていきます。  民主党政権下で、解雇に対する規制が強まり、それから非正規社員を正規社員にする圧力が強まって、正社員を増やし、なおかつ解雇をなか…

    夏野剛の新ニッポン進化論

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[特集]
人材恐慌 この危機をどう乗り切るか

  • ・企業が脅える人材恐慌最前線
  • ・人材不足の処方箋 働き方改革でどう変わる?
  • ・加藤勝信(働き方改革担当大臣)
  • ・神津里季生(日本労働組合総連合会会長)
  • ・中田誠司(大和証券グループ本社社長)
  • ・若山陽一(UTグループ社長)

[Interview]

 松本正義(関西経済連合会会長)

 2025大阪万博で関西、日本は飛躍する

[NEWS REPORT]

◆第4次産業革命に走る中国、遅れる日本 松山徳之

◆格安スマホに対抗しauが値下げ これから始まるスマホ最終戦争

◆減収続くも利益率は向上 富士通・田中社長の改革は本物か

◆破綻からわずか2年 スカイマークが好調な理由

[政知巡礼]

 野田 毅(衆議院議員)

 「社会保障の安定した財源は消費税しかない」

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