筆者の記事一覧

小川誠子(囲碁棋士 六段)

(おがわ・ともこ) 囲碁棋士六段。福井市生まれ。1966年木谷實九段に入門し、70年にプロに。女流本因坊のタイトルを獲得するなど活躍し、2008年に女流棋士史上2人目となる通算500勝達成。現在、日本棋院理事も務める。

小川誠子
  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(最終回)

    出会いに心より感謝を込めて

     春。新入生や、新社会人の新しい出発を応援したくなる季節。春生まれの私にとっても、新しい年の始まりです。  始まりがあれば終わりがある人生。当然のことですが、若い頃は実感できなかった思いが年を重ねるたび、ひしひしと胸に迫ってきます。だからこそ、生きている過程を大…

    小川誠子の囲碁便り
  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第72回)

    「その瞬間」の醍醐味 

     このところ寝不足が続いている私です。それは冬季オリンピックを見ているからです。翌日のニュースや録画を見ていてもいいのでは? と言われても、やはり生の〝その瞬間〟は、その時にしか味わえませんもの。  特に好きな選手が出場する前の緊張感。競技中の祈るようなひと時は…

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  • [連載]小川誠子の囲碁便り(第71回)

    頭の中をのぞいてみたい一手

     皆さまは対局中での一手に、どのくらい時間を使われますか? お昼休みに打つ方は、きっと早打ちでしょうね。もちろん考えるのが大好きで長考派の方もいらっしゃるでしょう。アマの世界では、早打ち派の方が好かれるようです。たくさん対局を打ちたいですものね。 「ところで、プ…

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  • [連載]小川誠子の囲碁便り(第70回)

    スペインで開幕感動の「棋聖戦」

     囲碁ファン注目の「棋聖戦」が、いよいよ始まりました。井山裕太6冠が棋聖のタイトルを保持し7冠に向けて発進するか、山下敬吾挑戦者が暮れに名人を奪取された雪辱戦となるか、興味深いシリーズです。  第1局は昨年紹介させていただいたように、日本、スペイン交…

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  • [連載]小川誠子の囲碁便り(第69回)

    日本棋院90周年と1月5日は「囲碁の日」に

     今年から、日本棋院・関西棋院・ペア囲碁協会のもと、1月5日が「囲碁の日」と制定されました。1月5日の日。覚えやすく、まさにぴったりの日にちと囲碁ファンの皆さまも言ってくださることでしょう。  ということで、今年の1月5日、日本棋院において、新年の打…

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  • [連載]小川誠子の囲碁便り(第68回)

    新年が良い年でありますように

     あけましておめでとうございます。今年こそより良い年となりますように……。  今年は『経済界』創刊50周年の年ですね。半世紀にわたりさまざまな情報を配信し続けていらっしゃること、敬服いたします。ご縁を頂いたひとりとして、お祝いと共にますますのご発展を…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第67回)

    深圳でのプロペア対局に出場

     11月の末、中国深圳に行ってまいりました。深圳市は広東省にあり、人口1500万人近くの同国屈指の世界都市です。  中国へは10回以上行っていますが、深圳は初めての地。気候も20℃を超し過ごしやすく、日本の風の冷たさをしばし忘れました。今回の訪中目的…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第66回)

    大学生の囲碁普及への熱い思い

     若さはあまりに早く過ぎてしまうからこそ、その頃の思い出は特に輝いて心に残っているのでしょうか。大事なことや、つらいこともたくさんあったはずなのに、ふと浮かぶのは眩しい出来事ばかり。先日も心の引き出しから、懐かしい思い出が次から次へと脳裏に……。  プロ棋士になって…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第65回)

    平和への懸け橋 スペインでの一手

     若き覇者、井山裕太六冠の棋聖戦初防衛戦が来年1月から始まります。プロの棋士も注目しているこのシリーズ。第1局はスペインで行われます。  スペイン政府とスペイン囲碁協会から開催要望が寄せられ、それが実現したのです。2014年は支倉常長が慶長遣欧使節団を率いてスペ…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第64回)

    読み切りたかった本(人生の名局)

     本屋で読みたい本を選んでいると、時間(とき)が過ぎるのが早過ぎて、驚くことがよくありますけれど、それは大切にしたい至福の時間です。  私にとって読書は若い頃からの大切なストレス解消法のひとつ。しっかりと選ぶのは当然のことです。さまざまなジャンルの本を読みながら…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第63回)

    わがままな少年から脱皮した時

     先日、同門(木谷實九段門下生)の小林光一九段と久しぶりに碁盤を離れ、食事をする機会がありました。小林九段と言えば、タイトル獲得数60余り。現役棋士の中で最も多く名誉称号を持っている棋士。(現在は、棋聖、名人、碁聖)名誉称号とは、そのタイトル戦を連続5期保持するか…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第62回)

    平塚で今年も1千面打ち大会開催

     10月13日の日曜日、神奈川県平塚市で今年も「湘南ひらつか囲碁まつり」が開催されます。そのメーンイベントとして、プロ棋士約80人が集結し、囲碁ファンへの1千面打ち指導囲碁大会を行います。18年目を迎えるこの催し、「囲碁のまち・ひらつか」が市をあげて応援してくださ…

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  • [連載] 小川誠子の 囲碁便り(第61回)

    イチロー選手との幻の対局

     テレビに向かって「万歳!」をした日。ついにヤンキースのイチロー外野手が、日米通算4千本安打の金字塔に到達しました。野球に疎い私ですが、イチロー選手のこの偉業達成は楽しみに待っていました。バッターボックスに立った時の立ち姿、表情やしぐさに魅せられ、長年の大ファンで…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第60回)

    号外が出た阪急電鉄〝納涼囲碁まつり〟

     記録的な猛暑のせいもあり、今年の残暑はとにかく暑く、長いです。熱中症のニュースを耳にするたび、そろそろ秋になってほしいなと、つい願ってしまいます。皆さまはお変わりありませんか。良い夏休みをお過ごしになられたでしょうか。  私たち棋士の場合、トーナメ…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第59回)

    夢の会話?いえ、実現可能です

     「最近息子が優しくなったし、成績も良くなってびっくりしているの」「わが家もそうなのよ」「集中力が付いたのか成績も上がり、その上に明るくなったと先生に言われ喜んでいるの」「囲碁の成果かしら」「囲碁を知って良かったわね」――このような会話があちこちから聞…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第58回)

    話題の「断捨離」と囲碁の捨て石の共通点

     今、巷で話題の断捨離をしている真っ最中です。映像や本などで、モノを捨てることにより場所がスッキリするだけではなく、生活や心までシンプルになっていく様子に興味を引かれ、私もいつかはと思っていましたが、日にちばかり流れ「今でしょ」とばかり一念発起、頑張っ…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第57回)

    命を守る人の輪を「首都防災ウィーク」

     90年前の9月1日、関東大震災が起こり10万5千人が亡くなられました。もうこれ以上地震がこないでと願いながらも、もしきた場合には私たちは何をすべきか考えることはたくさんあります。  過去の教訓に学び、伝え、被害を軽減するためにどうしたらいいのか。今しっかりと見…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第56回)

    「有楽町で逢いましょう」日本棋院囲碁センターオープン

    「有楽町で逢いましょう」というあまりにも有名な歌があります。調べたら1957年に発売され、大ヒットしたと記されています。何と半世紀以上にわたって愛されている歌なのですね。すごいことです。  歌詞を目で追うと最後の締めくくりには、 「あなたと私の合い言葉『有楽町…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第55回)

    紫陽花に浮かぶ懐かしい想い出

     ふと窓越しに目を移すとわが家の庭にも紫陽花が満開。微妙な色合いの美しさに見とれていたら、そう言えば、と懐かしい想い出が次から次へと浮かんできました。  内弟子をしていた18歳の頃、買い物の途中で時間を見つけては木谷道場近くの花屋さんに寄っていました。もちろん買…

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  • [連載] 小川誠子の囲碁便り(第54回)

    まちおこしのお役に「アルプス囲碁村まつり」

     壮大な山々(北アルプス)に囲まれた環境の中で、地元のおいしい食事とお酒、そして温泉付きで手談(対局)を楽しむ大会があります。と聞くと囲碁ファンならばちょっぴり気になりませんか。  実はそのような大会を長野県大町市が、まちおこしの一環で「アルプス囲碁村まつり」と…

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  • ・角居勝彦(日本中央競馬会調教師)
  • ・桜井章一(雀鬼会会長)

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 安永竜夫(三井物産社長)

 「やるべきことは2つ。方向性を指し示し、トップ同士の関係を構築する」

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 若狭 勝(衆議院議員)

 「自民党のしがらみ政治をぶった斬りたい」

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