経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

1000円ゲームに込められた営業の極意。

富裕層専門のカリスマFP 江上治

5分で人生が変わる「伝説の営業法」1000円ゲーム

拙著『1000円ゲーム』(経済界刊)が9月25日に発売された。出足は好調だと聞いて、素直にうれしい。

大ベテランのイラストレーター唐仁原教久氏が装画・挿絵を担当してくださっており、表紙のカバーは非常に目立つ黄色である。

ハンディな154ページで、読みやすいレイアウトなので、本屋さんで一度、手に取ってみてください。

さて、内容だが、5分で人生が変わる「伝説の営業法」、と表紙に謳われている。さらに帯(いわゆる腰巻)にも、

「営業という仕事の本当の目的は何なのか。」

「何のために、あなたは営業しているのか。」

「今こそ《営業の常識》という鎖を断ち切れ。」

「1時間後、あなたの営業人生は180度変わる。」

とある。営業職にある人々やそのリーダーに、ぜひお読みいただきたいと思う。

「ぜひ」というのは、私の外資系保険会社での経験と、優れたメンターから受けた教えを核に、物語の形で、真の意味で成績の上がる営業とはどのようなものか、その「急所」を吐き出したからだ。

ここまで思い切って語ってしまった以上、私はあらゆる機会をとらえて、1000円ゲームそのものを、広く伝えていかなくてはならないと考えている。

天才から教わった営業の原点「1000円ゲーム」

本書のタイトルにもなっている「1000円ゲーム」とは何か。

私がこのロールプレイングに出合ったのは、8年前のことだ。そのころの私は、外資系保険会社を辞め、独立して3年目だった。社員を抱えてはいたが、営業という仕事の「急所」を彼らに教えることもなく尻を叩くばかり。当然ながら、彼らの売り上げはゼロに近かった。

そのおりに、天才的な営業マンであるM氏から教えてもらったのが、「1000円ゲーム」なのである。

M氏は外資系保険会社で「エグゼクティブ・プランナー」という最高峰の地位を得て独立し、成績不振の部下たちをまたたく間に業界トップレベルの営業マンに育てられた方だった。

私がわが部下の指導をお願いすると、わざわざ東京から広島まで出向いてくださり、丸2日間にわたって弊社社員に1000円ゲームを中心に研修してくれた。その結果は驚くべきもので、社員の売り上げが400%以上アップしたばかりでなく、私自身にも営業の原点とは何かを思い出させてくれたのである。

「伝説のロープレ」1000円ゲームに決定的に必要なもの

これほどに威力のある「伝説のロープレ」なのだが、ゲームそのものは、まことにシンプルである。

まず、2人1組で向き合い、どちらかが1000円札を出す。1000円を出していない一方の人は、1000円以上の【価値ある情報】を提供して、その1000円を手に入れるのだ。

ただし、寄付金集めをしたり、お情けにすがったり、嘘をついたり、業界特有のギブアンドテイクを申し出たり、借金や両替をすると言って1000円札を受け取ってはならない。

制限時間は5分。シンプルなゲームではあるのだが、非常に奥が深い。

1000円札を手に入れるためには、相手の心の動きをみるキャッチ力や分析力、情報力や提案力といった複雑な力が必要になる。

まさに営業の本質につながるのだが、さらに決定的に必要になるのは、そうしたさまざまな力を支える【ものの考え方】である。この【考え方】に誤解があると、真の力を発揮することはできない。それが何であるのかに的を絞って、本書は展開するのだ。

[今号の流儀]

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