経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

まちおこしのお役に「アルプス囲碁村まつり」

小川誠子の囲碁便り

アルプス囲碁まつりの魅力

 壮大な山々(北アルプス)に囲まれた環境の中で、地元のおいしい食事とお酒、そして温泉付きで手談(対局)を楽しむ大会があります。と聞くと囲碁ファンならばちょっぴり気になりませんか。

 実はそのような大会を長野県大町市が、まちおこしの一環で「アルプス囲碁村まつり」として開催してくださっています。

 1年に1回行われるこの大会、今年で13年目に入りました。地元はもちろんのこと、全国各地からもお集まりくださり、皆さま同士顔なじみの方も多いようで、同窓会のような雰囲気も漂い、それは和やかです。

 大会当日は長野県知事杯、市長杯争奪戦やアルプス名人杯などの表彰が。会場は日頃の実力を発揮するべく、静かな緊張感が流れます。けれどリラックスした前夜祭は、それは楽しいひとときです。

 その模様をお伝えさせてください。まずは、二十四世本因坊秀芳九段や活躍中の若手女流、向井千瑛五段をはじめ11人の棋士が参加しての指導囲碁会。このときは翌日の大会に向けての勉強会ですから真剣な表情です。 

 その後が懇親パーティー。アトラクションや抽選会以外に、おいしい地元のお酒のせいもあるのでしょう、「今年も健康で会えて良かった」と他県の囲碁仲間同士、会話も弾み写真を取り合ったり、私たち棋士もサインをさせていただいたりと時間があっという間に過ぎます。

 県や市が応援してくださり囲碁をとおして、まちおこしのお役に立てる。本当に光栄なことで棋士冥利につきます。

 それにしても、雪残るアルプスの山々の神々しい美しさには、すっかり魅了されました。

 
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