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オートバイ特化型の高速道路料金を期間限定で導入――国土交通省

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オートバイに特化した高速道路の定額プラン

 国土交通省が7月14日から、東日本高速道路や中日本高速道路と連携し、首都圏近郊でオートバイに特化した高速道路料金を初導入することになり注目されている。

 11月までの期間限定で「ツーリング」向け定額料金プランを設定した。四輪との別料金を求める声に応えた形で、地域振興にもつながる効果も期待されている。

 現行制度では、オートバイの高速道路料金は四輪の軽自動車と同額に設定されている。

 「四輪と同様に車線を占有しているほか、最高速度も同じで利益を得ている」(国交省)というのが理由だが、需要拡大を目指すメーカーや愛好家からは「四輪と同額は高い」との意見が出ていた。

 一方で、恒常的に料金を変更するにはシステム変更が必要で、多額のコスト負担が見込まれるなどの課題があった。このため国交省は、旅行シーズンなどに高速道路会社が企画している定額プランで対応した。

 定額プランは、対象エリア区間内ならば高速道路のインターチェンジ(IC)を乗り降り自由にする仕組みで、今回は2日間で2500円の価格設定。ETC搭載のオートバイが対象で、利用にはインターネットによる事前申し込みが必要となる。

オートバイ特化型料金の対象エリア拡大も検討

 対象エリアは、東名・中央道を中心としたコース▽関越・東北道を中心としたコース▽東北・常磐道を中心としたコース▽東関東道や東京湾アクアラインを中心としたコース―の4コースで、東日本高速などによると、いずれも通常のETC料金ならば5千円前後かかる設定という。

 四輪の自動車と違い、オートバイのツーリングは、景色の良い一般道の走行を楽しむのが主目的のため、高速道路の利用は都心と目的地までの往復に限られるケースが多い。定額プランでは、こうした特性も踏まえてエリア設定を工夫した上で、自動車向けよりも料金を抑えた。

 国交省は今回の利用状況などを分析した上で、対象エリアの拡大も検討することとしている。

 

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