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メガネ業界に革新 「チャレンジ精神」に 「JINS」の将来性を見た--坪田一男(慶応義塾大学医学部教授)

坪田一男氏

「JINS Moisture」

「JINS Moisture」

坪田一男氏とJINS社長が挑むメガネ業界の革新

「メガネ業界で革新を起こしたい。それには眼科の医師の協力がどうしても必要だ」と田中社長が面会を求めてきたのは、今からちょうど2年前でした。
 自分自身がドライアイに悩まされていた私は、かねてより、〝眼のお洋服〟という概念の下、視力矯正ではない眼を保護する商品の開発の必要性を感じていました。この話を田中社長に話したところ「まさに、そういう機能性を追求した商品を開発したいんです」と言われて驚かされたのが最初の出会いです。
 まずお話ししたのは「機能性ということを掲げて、商品を作るのであれば、研究のエビデンスに基づいたものではなくてはなりません」ということです。田中社長からも、ぜひにという回答が即座にあったことを覚えています。

ドライアイの保護用メガネとしては、私が1994年に開発して既に論文も出している、フレームにカバーをつけ、保湿具をつけたメガネがありました。そのデータをもとに作られたのが、フレーム側面に着脱式のウォーター・ポケットを設けた「JINS Moisture(モイスチャー)」です。今、このモイスチャーを使って実際にどんな効果があるのかは検証中ではありますが、見た目の違和感もないこのメガネは眼の乾きに悩む多くの人に体験してもらいたいと思っています。

 また、田中社長が、眼に有害なブルーライトをカットするという「JINS PC」の開発には、眼科医としても非常に関心を持ちました。
 今、私の研究室では、ジェイアイエヌとの共同研究で、眼の網膜への影響やドライアイへの影響をさらに詳しく研究をしています。

坪田一男(慶応義塾大学医学部教授)

坪田一男(慶応義塾大学医学部教授)

 私が田中社長に感動したのは、彼の「チャレンジ精神」でした。頭打ちだといわれていたメガネ業界に、発想を変えて機能性メガネという概念で立ち向かい、すべての人がメガネを掛ける時代を考え、50%の人がメガネを掛けていてすごいと思うのではなく、メガネを掛けていない人が、まだ50%もいると前向きにとらえ、取り組んでいく精神は、多くのアントレプレナーが見習うべきだと感じました。
 ジェイアイエヌには、サイエンスに基づいた〝眼のお洋服メーカー〟として、多くの人に役に立つ商品の開発に期待しています。 (談)

 

 

 
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