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「カンボジア最大の日系総合商社」に向けてー-トライアジアグループ 横井朋幸社長

企業eye

国民の平均年齢が23歳と若く、成長への大きな可能性を秘める国、カンボジア。会社設立からわずか2年で急成長を遂げたトライアジアグループの横井社長に「カンボジア最大の日系総合商社」に向けたビジョンを聞く。

横井朋幸社長 生年月日●1975年5月7日 出  身  地●愛知県 最終学歴●北海道大学中退 座右の銘●Everyone has one life.(人生誰もが一度きり)

横井朋幸社長
生年月日●1975年5月7日
出 身 地●愛知県
最終学歴●北海道大学中退
座右の銘●Everyone has one life.(人生誰もが一度きり)

【カンボジアに進出された経緯】

横井 これまで札幌、東京と日本国内でビジネスを展開してきましたが、3度目の起業は海外で、とずっと考えていました。日本では、若者向けマーケティングや社会保険料の削減コンサルティングといった比較的ニッチなビジネスが中心でしたが、今回は王道のビジネスを手掛けたいという思いが強く、そのためにはタイやベトナムなどのある程度成熟した市場ではなく、まだまだ発展途上であるカンボジアが最適でした。

【建設業、人材ビジネス、IT関連など、主に日系企業との合弁などにより多角化】

横井 最初はカフェ・レストラン事業からスタートし、次に現地でプロサッカーチームを設立しました。さらに、建設業、人材ビジネス、IT関連と、主に日系企業との合弁などにより多角化を進め、既に10を超える事業分野に進出しています。特に、建設関連の「日カン工務店」は、現地の道路インフラ整備で500億円を超えるプロジェクトを受注するなど順調です。ただ、間もなく開局する地上波テレビ局に、今秋をめどにスタートする金融事業を追加したあたりで多角化も一段落させ、メディア、金融、不動産という3本の柱を事業ドメインにと考えています。

【大きな可能性を秘めたカンボジア】

横井 カンボジアは比較的のんびりとした国民性ですが、当社ではとにかくスピード感を重視しています。業務スピードは、現地の企業と比べてもせいぜい2倍程度が限界ですが、意思決定については数百倍というスピードも可能です。各事業の責任者は20代の若者が中心で、大手企業で活躍していたにもかかわらず、さらに活躍できるフィールドを求めてきた人材が大半です。そんな彼らに、大手企業では考えられないほど大きな権限を与えるので、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。現在のカンボジアは、東京タワーができた昭和33年ごろの日本とそっくりです。大きな可能性を秘めたカンボジアに対し、少子高齢化、人口減少が進む日本の経済を再活性化するためには、どんどん海外に進出して現地の成長エンジンを取り込むしかありません。当社がその先頭に立って、日本とアジアの懸け橋になりたいですね。

 【会社データ】
トライアジアグループ

設立●2012年7月
資本金●12万5千ドル
従業員●275人(2013年12月現在)
所在地●プノンペン