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音楽イベントの映像演出に不可欠なLEDディスプレーの先駆け--エルテック

企業eye

スマップや安室奈美恵など、そうそうたるアーティストが開催する大型会場のコンサートで、映像制作から機材のレンタルまで、イベント演出を一手に引き受ける日本有数の映像演出のプロ集団、峯尾輝男社長に話を聞いた。

エルテック・峯尾輝男社が語るLEDディスプレーの可能性

峯尾輝男社長 生年月日●1952年10月2日 出  身  地●東京都八王子市 趣  味●ゴルフ・読書 座右の銘●晴耕雨読

峯尾輝男社長
生年月日●1952年10月2日
出 身 地●東京都八王子市
趣  味●ゴルフ・読書
座右の銘●晴耕雨読

── ライブ会場で映像が使われるようになった経緯は。

峯尾 ライブ会場が巨大化するにつれ、観客の視認性は非常に悪くなります。遠くの人からはステージ上のアーティストは豆粒のような大きさです。せっかく会場が大きくなっても、観られる場所が増えないのでは興行収入も上がりません。巨大ディスプレーを使うことで、遠くても、ステージの真横でも、アーティストの表情まで分かるので、席数を増やすことができます。また、映像を組み合わせることで、新たな演出が可能となり、アーティストの表現の幅も広がり、観客もより楽しめるようになりました。

── 御社のLEDディスプレーは他とは違うと聞きましたが。

峯尾 LEDはまだまだ発展途上で、同じメーカーでも同一品質の物は作れません。世の中にまだ出回っていなかった頃に、日亜化学工業の小川信雄社長(当時)と出会い、その時、これは使えると確信しました。LEDの品質には差がありますが、日本製は最高です。その中でも弊社のLEDは、工場ラインの中でもAランクの物だけをピックアップしています。

── 御社の強みは。

峯尾 技術は日々進化しますが、スペックだけでは比較できないノウハウと経験と人材が弊社にはあります。一朝一夕で真似できるものではなく、これこそ宝です。加えて、色に対する圧倒的なこだわり。技術者に負けない知識を持っているから、メーカーに注文もつけられるのです。もともと宝塚歌劇団の演出になりたかった。演出に妥協はありません。それは今も同じです。

── 今後の展望は。

峯尾 IPOをして規模を大きくする必要はありません。足りないものはアウトソーシングすればいい。それよりも、一人の技術や能力を高め、売り上げを拡大していくことが大事です。アーティストにとってパフォーマンスは1回きり。失敗は許されません。その緊張感を持ちながらも、まだまだ新しい事に挑戦していきたいです。

── 社長を引退した後は。

峯尾 趣味の農業をやっていきたい。今でも、畑を耕しています。農業にもLEDは使えます。植物に最適な波長を出せるLEDもあるので、引退しても仕事につなげてしまいそうですね。

【会社データ】
エルテック
設立●2012年6月
資本金●1200万円
所在地●東京都八王子市