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大切な人の遺骨からメモリアル・ダイヤモンドを製作--アルゴダンザ・ジャパン

企業eye

遺骨から抽出した成分でダイヤモンドを製作

 あの人の輝きを永遠に……、そんな気持ちに応えたい。そんな想いから法月雅喜社長は、スイスで開発された、遺骨から抽出した成分だけを使ってメモリアル・ダイヤモンドを製作するサービスを日本で始めた。

法月雅喜社長

法月雅喜社長
生年月日:1964年8月19日
出 身 地:静岡県静岡市
趣  味:料理・語学

── 業務内容は。

法月 遺骨中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧にかけることで製造された合成ダイヤモンド(メモリアル・ダイヤモンド)を製作し、お届けしています。本社はスイスです。2004年に創立、1年後には日本支社が設立され、10年に本社をクール市郊外のドマート・エムス市に移転しました。

── 技術の詳細は。

法月 遺骨から炭素抽出を行います。日本の火葬技術は、優れているため、遺骨内の炭素成分が少なく、他の国のように簡単には炭素抽出ができません。時間をかけて行います。その後、ドイツ製の最新鋭トロイドタイプの結晶化装置でダイヤモンドが出来上がります。圧力は5万気圧、熱は1300度という高温で結晶化させていきます。

── 日本のユーザー数の規模は。

法月 現在、弊社のエリア別依頼者数では、日本はオーストリア・ドイツ地区に次いで、2番目の規模となります。

メモリアル・ダイヤモンド製作は「思い出を具現化する」仕事

── 工程の透明化にかなり力を入れていますね。

法月 日本の依頼者は、「サービスの透明性」「丁寧な情報提供」を求めていらっしゃいます。世界でも類をみない意識の高さ故に、現在では、日本のスタンダードが世界標準となってきています。製造工程をご覧いただけるツアーも開催し、より信頼、安心していただいています。依頼者同志の国際ミーティングでは、16カ国に上る人々が集まり、一生のつながりとなる方々もいらっしゃいます。

── 日本では依頼者にカウンセリングもなさっていますね。

法月 はい。単純に物を売るだけの仕事ではありません。依頼者にとって一番大切な〝思い出〟を具現化するという〝心〟の問題が非常に大切となってきます。購入時だけでなく、それ以降も関わる仕事となりますので、一人ひとりの内面に、そっと寄り添えるようなカウンセリングをさせていただいております。

── 今後の展望は。

法月 人や、ペット等の死に関わることですので、少しでも依頼者の心の拠り所になれるようなサービスを提供していくと同時に、この素敵な試みが日本でもっと受け入れられるように、文化となるように、精進してまいります。

 

【会社データ】
アルゴダンザ・ジャパン
設立:2005年
所在地:静岡県静岡市
従業員:3人