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マンション大規模修繕の“駆け込み寺”として活躍──外装専科

企業eye

外装専科・伊藤洋之輔氏は語る マンション大規模修繕ビジネスを展開

 マンション大規模修繕の“駆け込み寺”として、ムダを省いた適正価格で工事を実施。積立金の少ない管理組合から支持を集めており、数年後の売上高を現在の2倍弱である24億円程度まで伸ばす計画だ。

伊藤洋之輔社長

伊藤洋之輔社長
生年月日●1945年2月10日
出 身 地●山口県萩市
趣  味●仕事
好きな言葉●素直な気持ち
尊敬する人●松下幸之助

── 起業の経緯について。

伊藤 19歳から実家が経営する会社で、防水工事の職人として働き始めました。24歳で独立して工事店を開設。ピーク時には売上高が23億6千万円になるなど非常に順調でしたが、無理な拡大がたたって1998年に自己破産しました。「自分にはこの道しかない」と覚悟を決めて外装専科を創業し、現在に至ります。

── マンション大規模修繕をビジネスにした理由は。

伊藤 マンション修繕自体は前の会社でも行っていました。私はかねてから、本来必要のない工事を行い、借金をさせてでも高額な代金を請求する事業者を問題視していました。高額な支払いで管理組合の資金が枯渇すると、住民は修繕積立金の値上げを迫られてしまいます。ブラックボックスになっている工事の要不要を明らかにして、管理組合と住民がハッピーになれる事業を行いたい。そう思い立ったのがきっかけで、マンション修繕の“駆け込み寺”を名乗るようになりました。

── 従来の修繕工事にはどのようなムダがあるのですか。

伊藤 管理組合と工事業者の間にいる下請けや孫請けの存在で中間マージンが発生し、コスト高の要因になっています。当社では管理組合と直接取引をすることで費用を抑えています。そのほか工事面では、不必要な場面での組み立て足場をなくし、ロープを活用しています。塗装においても業界の慣習として外壁を3回塗りすることが多いのですが、当社では傷んでいない箇所は1回で済ませます。

 ある管理組合のケースでは、他社から6千万円の見積もりを受けていた修繕工事を、当社が2千万円弱で担当しました。お客さまに喜ばれて紹介が紹介を呼び、営業職が不要な状態です。

── 今後の経営展望は。

伊藤 私も70歳ですのでそろそろ引退しようと考えていましたが、当社を頼ってくださる組合のためにできれば80歳まで頑張りたいです。そして直近売上高13億円を3、4年後には倍増させたいですね。

 中抜きを排除したことで、業者から中傷を受けることもありますが、全く気にしていません。顧客にとって良い事業を行っていれば必ず報われる。そう信じています。

 

【会社データ】
外装専科
設立●2003年5月
資本金●5千万円
所在地●東京都文京区

 

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