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経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

不満をビジネスの改善・ 開発に活用する--不満買取センター

企業eye

「不満をヒントに、プラスに変える」--ユニークな社名は、そのものズバリこの会社の事業を表している。とかくマイナスのイメージがある不満を集め、それを企業や行政に提案するビジネスアイデアにし、社会貢献も標榜している。

-- 社名がユニークです。

森田 世の中の不満をたくさん集めて、より多くの企業・団体に提供し、商品・サービス作りに役立てていただくことによって、より良い世の中の実現に貢献する、というのが企業理念です。日常生活で何か不満を感じたときは、どんなことでも構いません。取りあえず言葉にして、その不満な感情ごと投稿して、気持ちをスッキリしてください。買取希望の会員登録をしていただいた方からは、一定数の不満を買い取りさせていただきます。

-- どれくらいの不満が寄せられているのですか。

森田 昨年12月9日から今年の1月8日まで、「第1回不満チャリティプロジェクト」を実施しました。提携企業の協力もあり、このチャリティー以前に既に4万件以上の不満を収集しています。それらを40業種に分けてデータ化しており、飲食、宿泊、通販などは商品化しています。実は業種だけでは分けられない部分があって、例えば住宅の不満があるということでも、接客した人への不満なのか、施設への不満なのかによって異なります。家庭の不満というのもあり、夫の帰宅が遅いと。企業がこの不満にきちんと対応しないと、生産性が落ちるでしょうし、健康問題などリスクを抱えたままとなります。

-- 不満の重要性を認識していない企業が多いのではないでしょうか。

森田 そういう面があることは確かに否めません。しかし、不満にきちんと向き合い、対処することで、購買意欲を高めるなどプラスに転じることができます。不満は〝宝の山〟でもあるのです。先ほどのチャリティーは、一般の皆様から寄せられた不満を、企業の協賛金によって買い取り、その資金を環境保全・社会貢献活動団体へと寄付させていただく取り組みです。不満1個につき10円で買い取ります。協賛金は、サービス内容に応じて1社2万〜10万円で、100社集めるのが当面の目標です。協賛のメリットは、投稿された不満、およびレポートを進呈すると共に、当企画サイトからのリンクを実施。不満をビジネスアイデアに変えるワークショップに参加できます。

-- 今後の目標は。

森田 不満を〝定期購読〟していただき、今年は売り上げ1億円を目指しています。企業と市民による新しい社会貢献の仕組み、「感情のクラウド化」は必ずやビジネス活性化の一助となるはずです。

 

【会社データ】
設立/2012年6月
資本金/100万円
従業員/8人
所在地/東京都渋谷区
http://www.fumankaitori.com