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経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

知的好奇心を刺激するツアーを提案する「旅のプロ」--トラベリエンス

企業eye

70カ国以上を旅してきた橋本社長の経験を基に、インバウンドツーリズムを盛り上げるトラベリエンス。「真のおもてなし」で外国人観光客の〝悩み〟を解決。日本各地の活性化に向けた取り組みも始めた。

-- 事業内容から。

橋本 外国人旅行者向け観光ガイド業と地域活性コンサルティングです。人気観光スポットの浅草を中心に、秋葉原、原宿、築地などを回るツアーには、月平均100人以上の外国人観光客が参加しています。

-- 今までに旅をした国が70カ国だそうですね。

橋本 大学を卒業し、アクセンチュアに入社するまでの間、飛行機は一切乗らず、アフリカまで旅したこともあります。2012年4月から9カ月間、世界一周旅行をし、30カ国を回りました。

-- なぜ今の仕事を?

橋本 旅は学生の頃から好きでした。リクルートに転職し、旅行雑誌の広告営業をした時、個人でインバウンドのサークルを作りました。20代で英語好きの若者と、外国人旅行者の若者をマッチングさせ、ボランティアガイドをするサークルです。その後、会社を辞めて世界一周をし、次第に起業しようと思うようになっていきました。そのときに考えたものの1つが、外国人旅行者と通訳案内士をマッチングさせるガイド業でした。

-- 訪日外国人旅行者数が1千万人を達成しました。

橋本 トップのフランスは年間8300万人、同じアジアでお隣の中国が5770万人ですから、日本もまだ伸ばす余地は十分あるはずです。

-- そのために日本が改善すべき点はどこにあると。

橋本 海外発行のクレジットカードでキャッシングできるATMが整備されていません。飲食店も英語メニューがあまり用意されていませんし、せっかく英語メニューがあっても、店の外にそれを表示していないと、外国人は入りにくいそうです。昨年、浅草の商店連合会の方たちと勉強会を開き、英語メニューと店外表示について改善提案をしたところです。

-- 今後の展開を。

橋本 昨年3月からサービスを開始し、1周年を迎えるのを機に、これまで英語だけだった言語対応の幅を拡大します。具体的には、通訳案内士の対応しているフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語まで対応します。もうひとつは、これまでの東京から日帰り圏である鎌倉、箱根、日光に加えて、全国の通訳案内士をネットワークし、各地でウオーキングツアーを実施しようと考えています。イスラム教徒やベジタリアンの方も困らないようなツアーも企画中です。

 

【会社データ】
設立/2013年2月
資本金/300万円
従業員/11人(インターン含む)
所在地/東京都台東区
http://www.travelience.com