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経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

自社開発のスマホソリューション提供で高利益企業へ--ピー・アール・オー

企業eye

ピー・アール・オーは、ウェブサイトやシステムの企画・開発・運用を行う。社長の大高氏はNTTや複数のベンチャー企業を経て、同社を設立した。現在は、ウェブとスマホシステムの開発・販売に注力。受託開発メーンの事業モデルを転換する。

-- IT分野で幅広い事業を展開されていますね。

大高 ソフトウエア開発や、ウェブサイト構築を手掛けてきました。スピーディーで、高トラフィックに耐えられる安定したシステムづくりが強みです。サーバ系だけではなく、端末系においても携帯電話、ATM、自動販売機など多様な領域で開発をしています。最先端の情報端末としてスマホが登場した時、「ぜひビジネスをしよう」と思い立ち、いろいろな挑戦を始めました。

-- スマホ事業での挑戦とは。

大高 他社からの受託を含めてスマホアプリを200以上開発しています。僕らが作ったiPhoneアプリ「ソリティアⅤ」などは450万ダウンロードを達成しました。広告収益は月間1千万円前後で、業績全体の1割を占めています。そのうち3、4割が利益になる有望なビジネスです。スマホ向けサービスの拡充にあたって、事業構造を転換させていきたいですね。

-- 事業構造をどのように転換させていくのですか。

大高 今まで、企業ごとのニーズに即した受託開発をメーンに行ってきました。いわば、企業にエンジニアを派遣する「人売り」のビジネスです。国内市場の縮小に備えて、できるだけ人に依存せずに収益を上げられるビジネスをする必要があります。

 これからは当社で作ったプラットフォームなどソリューションのパッケージ販売を展開していきます。2011年にはゲーム開発を手掛けるブシロードと資本業務提携を締結、同社のソーシャルゲームプラットフォーム「ブシモ」の開発・運用を行っています。契約では、同社向けにつくった顧客管理プラットフォームを他社に提案することが可能です。さまざまなクライアントに勧めていきます。

 そのほか、パッケージ製品として昨年10月に販促ソリューションシステム「promotize O2O(プロモタイズオーツーオー)」の提供を開始しました。GPSによる近隣店舗の検索や、チラシ・イベント情報の配信、チェックインクーポンの付与、スタンプ蓄積機能を通じて、スマホから実店舗への誘導を支援します。送客の成果報酬を頂きながら、顧客情報をビッグデータとして分析し、プロモーションへの活用や販売も想定しています。これらの取り組みが軌道に乗れば、高収益を実現できるでしょう。

 あと10年はスマホ市場が堅調に推移するでしょうから、それまでに事業を確立していきます。

 

【会社データ】
設立/1990年12月
資本金/9658万円
所在地/神奈川県横浜市
http://www.pro-japan.co.jp/