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独自開発のウェブ会議サービスを展開--ブイキューブ社長 間下直晃

ブイキューブ社長 間下直晃

1977年生まれ。99年慶応義塾大学理工学部卒業。2002年同大学院理工学研究科修了。大学在学中の98年有限会社ブイキューブインターネットを設立。01年に株式会社ブイキューブに組織変更して社長に就任。

独自開発のウェブ会議サービスでアジアナンバーワンを目指す

法人相手のビジネスなので、株式上場で得た高い信用力は何物にも代えがたい価値がある

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 ウェブ会議サービスをはじめとしたビジュアルコミュニケーションサービスのブイキューブが昨年12月、東証マザーズに上場した。既に国内最大シェアを誇っているが、間下直晃社長は「まだまだこれからです。上場で得た信用力と(上場時に調達した)約23億円の資金でアジアナンバーワンを目指します」と意気盛んだ。

 36歳で上場企業の社長になった間下氏は、最初から起業家を目指していたわけではない。慶応義塾大学に在学中、アルバイトで始めたホームページの作成が意外なほど評判を呼び、口コミで次から次へとオファーが殺到。仲間を募って仕事を増やしていく中で、税務対策上、必要に迫られて有限会社にしたのが1998年のことだった。

 モバイルアプリの開発、ネット上のカレンダーサービス、色紙サービスなど、独自商品を次々と展開。さらに、当時の主力事業となっていた携帯電話の組み込みアプリを米国に持ち込んだが、うまくはいかなかった。

2012年12月、ASEAN地域の統括会社が入るシンガポールオフィスをオープン

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「米国に拠点を持って一番困ったのがコミュニケーションです。テレビ会議ができればいいのですが高価で手が出せません。だったらネットを使って自前で作ろうということになり、改良に改良を重ねて何とかものになったのです。とても便利でしたから、きっと世間的にもニーズがあると確信しました」

 このウェブ会議サービスが現在の主力商品「V︲CUBE ミーティング」である。中堅企業をターゲットに月額数万円からスタートしたが、今までにない市場だったので当初は全く売れなかった。状況が激変したのは2008年のリーマンショック。経費削減で企業の出張が激減、その代替策としてウェブ会議が脚光を浴びた。ネット環境とPC、タブレットがあればどんな状況でも利用でき、セキュリティー上の懸念もない。約4千の顧客基盤は業界トップで、今年は海外展開を加速してアジアでもトップの座を狙う。

米カリフォルニア州で開催されたIntel Capital Global Summit 2012のパネルディスカッションに参加

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AWS(アマゾンウェブサービス)、シャノン、ブイキューブの3社共催セミナーでの講演

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上場は通過点、さらなる飛躍を目指します

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ウェブ会議では国内で圧倒的なシェアがある。海外展開は2009年に進出したマレーシアを皮切りにインドネシア、香港などに拠点があり、非日系ローカル企業・政府機関を中心に着実に顧客を増やしている

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スタッフとのミーティングではきめ細かなアドバイスを

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パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンなど、さまざまなデバイスで利用可能な同社のウェブ会議システム「V-CUBEモバイル」

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業容拡大のためM&Aやアライアンスを積極的に行います

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