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ワンストップサービス展開で企業のIT投資効果を最大に--松村 明 モジュレ会長

飛び出せベンチャー

企業のPC、サーバー導入段階・利用・廃棄に至るまでのさまざまな業務を、各企業にとって最適な方法で代行するアウトソースサービスを展開。クライアントのリクエストに対し、「ノーと言わない」がモットー。情報システム関連業務を継続契約で受託し、IT投資を成功に導く支援をしている。

松村 明・モジュレ会長

松村 明・モジュレ会長

モジュレ・松村明氏は語る 〝継続ITサービス〟への集中

 企業向けPC、サーバーの導入支援、セキュリティー対策、保守管理、障害対応などが主業務のモジュレ。1999年の設立で、2006年には東証ジャスダック市場(グロース)に株式を上場している。13年3月期は本業の〝継続ITサービス〟への集中と契約の長期化・大型化に取り組み、増収増益(売上総利益、経常利益、当期純利益は過去最高)となった。独立系の企業向けITサポートでは草分け的存在で、専業会社では唯一の上場企業だ。

 創業者の松村明氏は64年生まれ。日本電子専門学校卒業後、トッパン・ムーアシステムズに入社し、中小型コンピューターの営業からシステム全般の企画・提案を担当した。

「前職はIBMのコンピューターやシステムの専門販売会社でした。しかし、お客さまのニーズを満足させるためには、他社の製品のほうがいい場合もあります。これを社内で提案しても、なかなか通らない。そこで独立起業することにしました」

 このためモジュレは、特定のメーカーや製品に縛られず、顧客に最適なサービスやシステムを提供する「中立性」、顧客の要望に応じてフレキシブルに提供できる「オーダーメード型サービス」、情報システム部門が抱える業務のアウトソースに特化した「利用技術の専門性」、「顧客との継続的な関係性」を特徴としている。

 企業の情報システム部門の担当者は、必ずしも技術のスペシャリストではない。そこで、企業の状況や方向性を理解し、適切なシステムの企画、ITベンダーとの交渉、ハードやソフトの選定・調達、構築、開発、社員育成、操作支援、保守管理、障害対策までワンストップで行う。

「私たちは常に〝お客さまの視点・立場〟を大切にするビジネスプロセスアウトソーサー。いわば〝パソコン環境におけるコンシェルジュ〟として、IT投資を成功に導くお手伝いをします」

 昨年1月、業績が回復して5期ぶりに復配のめどが付いたのを機に、松村氏は代表権のない会長に就き、木原礼子氏が社長に昇格した。

「今後は現在のITインフラ系以外にも、ソフトウェア・ソリューション、ITセキュリティー、企業向けスマートフォンを開始していて、最終的には日本の中小企業のITコストを適正化したい。14年3月期には、売上高20億円、純利益1億円を目指します」

 社内ポリシーで一番大切にしているのは、シェアドセンス(社員全員で共有する感覚)で、その内容は〝責任ある自由の共存〟だという。

 

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