経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

生徒に寄り添う指導で誠実な経営を実現。子どもの可能性を開くーフロンティア エデュケーショナルパートナー

フロンティア エデュケーショナルパートナー 代表取締役 鈴木美由紀(すずき・みゆき)

フロンティア エデュケーショナルパートナーは、家庭教師のトライから生まれた個別指導塾「トライプラス」のフランチャイジーとして2校を運営する。毎年、安定的に100人以上の生徒を集めるほか、講習売り上げで4年連続全国トップの実力を誇る。

フロンティア エデュケーショナルパートナー 代表取締役 鈴木美由紀(すずき・みゆき)
フロンティア エデュケーショナルパートナー 代表取締役 鈴木美由紀(すずき・みゆき)

フロンティア エデュケーショナルパートナーの鈴木美由紀代表は塾講師歴32年の経験を持ち、指導生徒数は5千人を超える。集団塾や個別指導塾の講師を経て、2015年に家庭教師のトライから生まれた個別指導塾トライプラスに加盟した。

開校したトライプラス東川口校は近隣に20校以上の塾がひしめく激戦区にあるが、毎年100人以上の生徒を集める人気校となっている。トライプラスでの講習売り上げでも4年連続全国トップの実力を誇る。

人気の理由は、鈴木代表の経験を生かした指導内容だ。重点を置くのは、生徒や保護者のニーズを踏まえ、成績に応じてテキストを選び、生徒の実力に合ったカリキュラムを組むことだ。受験生には、志望校合格のために何をすべきかを伝え、その道筋を示す。保護者面談を年3回以上行い、保護者、生徒、塾が三位一体となって合格を勝ち取る。こうした取り組みがクチコミで広がり生徒の集客につながっている。鈴木代表は生徒への思いを次のように話す。

「生徒のためにできることは何かを考え、生徒や保護者の喜ぶ笑顔を想像しながら、誠実に経営することを心掛けています。勉強はあくまでも手段であり、目的は将来をよりよく生きることです。1人でも多くの生徒にこのことを伝えていきたいと考えています」

最も大切にしていることは生徒との会話だ。生徒が好きなこと、興味のあることをとことん聞いた上で、将来の職業を見つけ、実現するために何をすべきかを問いかける。それが明確になれば、生徒は自ら進んで勉強してくれるようになるという。

「子どもたちの未来は無限です。その可能性を信じて指導していきたいと思っています。親や指導者が子どもたちと向き合い、良い点を認め伸ばしてあげれば必ず自ら光り輝きます」

トライプラスは現在2校に増え、今年3校目を開校する予定だ。将来的には塾運営とは別事業で、「SOSハウス子供未来館」の開設を構想している。これまで塾講師を務める中で、虐待やいじめを受ける多くの子どもたちと接してきた。そんな子どもたちを救い出し、生きる活力を蘇らせる施設にしたい考えだ。 

会社概要
設立 2018年4月
本社 埼玉県川口市
従業員数 社員5人、アルバイト53人
事業内容 「家庭教師のトライ」から生まれた個別指導塾「トライプラス」のフランチャイズオーナーとして塾を運営