経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

「楽デジ」サービスで中小企業の業務を効率化 生産性の向上に貢献 加門和幸 皆人

皆人 加門和幸

日本の企業の99%を占める中小企業の業務を効率化すれば、日本の未来はもっとよくなると考え、システム化を提案している皆人。加門和幸代表自身エンジニアとして働きながら、中小企業にも導入しやすい「楽デジ」を自社開発し展開している。(雑誌『経済界』総力特集「注目企業2024」2024年5月号より)

皆人 代表取締役 加門和幸氏

皆人 加門和幸
皆人 代表取締役 加門和幸 かもん かずゆき

加門代表は「日本の未来をよくしていきたい」「社会貢献をしたい」という思いから会社経営をスタート。「皆人」という社名は、社員一人一人を人として最大限に尊重したいという思いと決意から名付けた。

DXの推進に取り組む企業は多いが、資金力やマンパワーが足りてない中小企業では、DX以前に業務効率化が必要だと考える加門代表。

同社の「楽デジ」を導入すれば、1日何時間もかけていた事務作業がワンクリックで、5分で終了するといった事例もある。労力や工数の削減、生産性の向上や働き方改革が実現し、企業の競争力アップや優位性にもつながる。

「楽デジは中小企業の悩みに合わせてシステムをカスタマイズする業務完全フィット型効率化サービスです。ライセンス費や維持費は頂いておらず、導入しやすい金額で提供しています」と加門代表は話す。

コロナ禍では出社できないバックオフィス業務の人が増え、業務が止まってしまった企業も少なくない。こうした属人化を防ぐためにもシステム化を進めることは急務だ。

「楽デジ」の知名度を高めるべく、今後は講演会や展示会、セミナーなどで、中小企業に必要な生産性向上の手段について伝える活動に取り組んでいくという。

「中小企業の生産性を向上させれば、ハッピーな人が増え、日本がよくなっていき、子どもや高齢者といった弱者も安心して暮らせる社会につながっていくと信じています」

現在、社員は大手企業にエンジニアとして常駐することが多いが、楽デジに力を入れるため、中小企業支援に向けたエンジニアも増やしていきたいと考えている。

「スキルも必要ですが、『日本をよくしていきたい』という当社のビジョンに共感してくださる方だと長く一緒にやっていけると思います」

加門代表自らが現役エンジニアとして働いているからこそ、悩みや問題点を理解しやすく、それぞれが自分らしく働けるようサポートしている。

「皆人=港という意味もあり、システム開発を通じてお客さまに感動していただけるサービスを発信し続けていきます」 

会社概要
設立 1997年10月  
資本金 470万円  
本社 東京都千代田区  
事業内容 システム開発事業、業務自動化支援事業、ホームページ制作事業、エンジニアリング事業  
https://minato-ltd.co.jp/