東京・神田で漢方薬局を開設。医食同源による食事療法として、500円のワンコイン薬膳も提供している漢方薬膳。このたび秋葉原の地に、新たなパワースポットとして造営された「秋葉原神社」のサポートを始めた。
漢方薬局、ワンコイン薬膳の教室と漢方カフェ、キッチンスタジオとアンチエイジングのメディカルモール開設と、次々に新たな取り組みを行う漢方薬膳が、今度は神社のサポートを開始した。その名も「秋葉原神社」。少女漫画「イタズラなKiss」を原作とした映画の中でも秋葉原神社が取り上げられたこともあって、日本各地のみならず、訪日外国人観光客も訪れる人気スポットになっている。
秋葉原は世界有数の電気街としての役割だけでなく、アキバ系などのサブカルチャーの聖地として世界各国の人々が集まる街としても進化を遂げてきた。ゲームソフトやアニメ、コスプレ、メイド喫茶にフィギュア、そしてAKB48を頂点としたアイドルの登場と、秋葉原は日々進化を続けている。
そんな秋葉原にあって、秋葉原神社には多数のフィギュアが奉納されていることで話題を集めている。現在は神社側で準備したフィギュアが約300置かれているが、今後はフィギュア供養などで預かったフィギュアを並べていくという。フィギュアに特化した供養は他ではあまりないという。
「私は医食同源のワンコイン薬膳を提供していますが、今の世の中は豊かで食材も余ったら捨ててしまう時代です。これではもったいないし、フィギュアも飽きたらゴミとして捨ててしまうのでは忍びないでしょう。そこで、秋葉原神社で供養のためにお預かりし、お祓いなどの神事を行った後に棚にお祀りしています」と言う宮本貴世絵社長。平日は200〜300人、週末や祝日は500人ほどが訪れる。1階に賽銭箱が設置してあり、ワンコインの賽銭を入れると「神様に祈りが届きました」と音が出るそうだ。同じビルの4階にはご神体が祀られ、コミュニティースペースとなっている。
「漢方薬局にみえる方は、食材から元気の力をもらいます。神社にみえる方も、神様に手を合わせることで人生の悩みから解放されることを願い、力をもらって帰って行かれるところは一緒。神社は人と人のつながりという本来の役割があります。秋葉原神社にお参りに来ていただいた方が健康で良き人生を歩んでいただきたいし、夜になるとカップルも多数みえるので、お二人の愛を育む神社としていきたい」(宮本社長)
秋葉原はマンガやアニメなどのキャラクター、アイドルの物語が生まれる街だ。そしてその物語を愛する人もここに集まる。秋葉原神社は、そうした人たちの “新名所”となっているようだ。
漢方薬膳株式会社
- 設立/2016年2月
- 資本金および準備金/2000万円
- 事業内容/漢方薬店、健康食品販売、薬局、一般財団法人インターナショナル硅素医科学学会の運営
- 会社ホームページ/http://www.k-yakuzen.net http://www.keisointl.org/