「強い組織」における「強さ」のあり方は千差万別だ。
スタンフォード大学経営大学院のチャールズ・オライリー氏が提唱した「両利きの経営」もそのあり方の一つだろう。「両利きの経営」とは、「既存事業の深化」と「イノベーションの種を探索する新規事業」を両立させることの重要性を唱えるホットな経営論だ。
これを意識的に導入する経営者も多い。ビジネスはイノベーションとは無縁でいられないからだ。先端企業だけではない。オールドエコノミーとされる企業であれ、他所で起きたイノベーションを取り入れ、組み合わせながら自社の事業をいかに成長させるかが求められている。
本特集では「強い組織」を創り上げる、「走りながら考える」リーダーを取り上げる。
制作:本誌企画部