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ニューヨーク発 神韻世界公演ついに10年目へ!中国伝統文化への回帰そこには日本人の美徳の原点が――古典芸術振興会

ニューヨークに拠点を置き、中国伝統文化の復興を目指す「神韻芸術団」。今年で10年目を迎える世界ツアー公演の意義は何か。

古典芸術振興会

古典芸術振興会
古典芸術振興会は、2013年より神韻芸術団の日本公演を主催している。同公演は、正統な中国古典舞踊をもとに創作した演目を通じて、現代では失われかけた伝統文化の価値観を表現している。
「最高に美しい!あまりにも感動的。次作アバターのアイデアをもらった気がする」―ロバート・ストロンバーグ氏 『アバター』美術監督 アカデミー美術賞受賞
「エレガント、とても躍動的で高度な技能」―ジョン・マコルガン氏 『リバーダンス』監督・演出

古典芸術振興会の基幹事業は、毎年春に行われる神韻日本公演である。日本文化の源泉ともいえる中国伝統文化のすばらしさを、同公演は、卓越した舞踊と音楽で表現する。

江戸時代の思想家、石田梅岩は、「企業の社会的責任」として今もなお光彩を放つ商業道徳を説いた。そのエッセンスは、道徳に基づいて誠実な商売をし、得た富をもって社会福祉や貧民救済を進んで行うことである。

当時、日本人は教養のすべてを、漢籍を通じて学んだ。なかでも梅岩は、儒仏老荘の各ジャンルから見事なほどバランスよく学びとり、それを江戸期の日本社会を支える庶民道徳として開花させたのである。

神韻芸術団の使命は、その舞台芸術を通じて、中国伝統文化を現代に復興することである。

文化を失い、道徳が欠如した社会が、いかに悲惨な状態になるか。誠に残念なことだが、今の中国がそれを如実に示している。

一方、12月に北米でスタートした神韻公演は空前の大盛況。チケット完売、追加公演決定など賑やかなニュースが絶えない。

日本公演は4月。中国文化を受容してきた日本人ならば、石田梅岩のような豊かな学びを、今一度、思い起してみたい。

■2016日本公演の日程

[日時]4月24日(日) 午後7時開演

4月25日(月) 午後2時開演、午後7時開演

4月26日(火) 午後2時開演

[会場]新国立劇場 オペラパレス

■チケット料金

SS席2万円、S席1万6千円、A席1万2千円、B席1万円、C席8千円、D席6千円

コールセンター フリーダイヤル 0120-91-8487(10〜19時)

オンライン購入 ja.shenyun.com.jp

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