マネジメント

旧来の方法が一番いいという考えを捨てよ

鹿島守之助の名言

 鹿島氏は、1896年、兵庫県揖保郡半田村(現・たつの市揖保川町)生まれ。旧姓を永富という。東京帝国大学法学部を卒業した翌年の1920年に外交官試験に合格。1922年、ドイツ駐在大使館勤務となり、任地に向かう船上で鹿島組社長の鹿島精一氏と出会った。

 帰国後、婿養子になって欲しいとの申し出があり、一度は断るものの、1927年に結婚して、鹿島姓を名乗ることに。当時、鹿島組の経営は思わしい状態ではなかったのだが、近代的な建築技術を積極的に取り入れるなどして立て直し、同社「中興の祖」と呼ばれるようになる。

 掲出はその時に鹿島氏が作った「事業成功の秘訣二十か条」の第一条。以下、「絶えず改良を試みよ。できないといわずにやってみよ」「有能な指導者をつくれ」「人をつくらぬ事業は亡ぶ」「どうするかを研究せよ」「本を読む時間をもて」「給料は高くせよ」「よく働かせる人たれ」「賞罰を明らかにせよ」「なるべく機械を使うこと」「部下の協力一致を計れ」「事業は大きさよりも釣り合いが肝心」「なによりもまず計画」「新しい考え新しい方法の採用を怠るな」「一人よがりは事を損ず」「イエスマンに取り巻かるるなかれ」「欠陥は改良せよ」「人をうらまず突進せよ」「ムダを見付ける目を開け」「仕事を道楽とせよ」──と続く。

 どれも、経営者やリーダーとして心掛けたいことばかりではないだろうか。[提供:経営プロ]

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