コールセンターシステムをはじめとして、顧客企業のあらゆる要望に対応したシステムのコンサルティング、設計、製造、運用支援などを提供するメディアリンク。顧客第一主義の視点で着実に業績を伸ばしている。

常にお客さまの要望に合わせて誠実に対応

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メディアリンク株式会社
代表取締役社長
松本 淳志 (まつもと・あつし)

 小学校の卒業文集で、将来の夢を「社長になること」と書いた松本淳志社長。実業家だった祖父に憧れて、就職面接で堂々と「数年後には起業したい」と言ってそのまま就職、その言葉通りに3年後には独立した。就職先の大手SI企業では、コールセンター向けのシステムソリューションを提供する部署に配属。そこで学んだ経験をもとに、コールセンターシステムの請負開発をする会社を設立した。

 「請負開発の仕事をしているだけでは駄目で、自社開発の製品を持ってそれでライバルと戦うしかないと思いました。コールセンターシステムでは、当時の主流は海外のメーカーでしたが、高い割には使い勝手も良くない。そこにメードインジャパンの自社製品を開発したらお客さまも増えていきました」

 コストパフォーマンスや使いやすさも重要だが、松本社長は「お客さまのために誠実に対応しなければ意味がない」と言う。

 会社設立翌年の2010年に、6千席以上のコールセンターを持つ顧客企業にオープンソースPBX「Asterisk」をベースとした自動音声応答システムを導入、それを契機に受注が増えていった。現在の主力事業はシステムの受託開発と自社プロダクトによるパッケージソフトウエア事業、それに技術者をクライアント先に常駐させるSESであるが、今年、最も注力するのはクラウド型ウェブ接客ツールの「sinclo(シンクロ)」だ。

ウェブ接客ツール「sinclo(シンクロ)」が流通革命を

170124_007_MEDIALINK_P02 ウェブ接客とは、ウェブサイト上でもリアル店舗と同様に、訪問した顧客の興味関心に合わせて接客し、効果意欲を刺激するもの。

 「お客さまがサイトに訪れた回数や閲覧したページの遷移、時間などに対応してチャットで話しかけます。リアルの店舗なら、いつ誰が来たかが分かりますが、サイトでは見えないのでそれを“見える化”して、接客するターゲットを絞り込めます。画面上に顔を出してフェース・トゥ・フェースで接客することも可能なので、自宅いながらでもできますし、エクセルなどのアプリの共有や画面を遠隔操作することも可能です」

 ウェブ接客ツールはEC業界を中心に導入が進んでいるが、同社のサービスは流通・小売業のさまざまなシーンで使える。例えば訪問販売の会社では、タブレット端末やカタログを見せながら接客するが、「sinclo(シンクロ)」を導入すれば、遠隔操作が可能。交通費や人件費の削減ができる上、消費者も専用ソフトを入れる必要もなく、使い勝手が良い。

 昨年から販売しているが評判は上々で、今年から本格的に展開していく。創業来、着実に業績が伸び9期目の今年は売上高10億円の大台乗せも見えてきたが、松本社長の目標は規模ではなく「関わるすべての人たちに、感動とHAPPYを与え続けるような会社にしたいですね」と語る。

 

メディアリンク株式会社

  • 会社概要
  • 設立/2009年7月 資本金/2000万円
  • 売上高/8億6000万円(2016年11月期)
  • 従業員数/35名
  • 事業内容/ソフトウエア製品開発・販売、クラウドサービスの提供、業務システムの受託開発
  • 会社ホームページ/https://www.medialink-ml.co.jp/

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