パートナーズは全国の中古投資用不動産の売買仲介を手掛けている。2011年の創業以来、5期連続増収を達成。吉村社長は業績好調の原動力を「社員の人間力を養い、顧客満足度の向上に取り組む姿勢にある」と語る。

20170418EYE_P01

吉村拓社長
生年月日●1980年8月1日
出身地●千葉県千葉市
最終学歴●駒澤大学経済学部
趣味●マリンスポーツ全般、スノーボード、キックボクシング
座右の銘●一瞬の覚悟と一生の努力

吉村拓社長が語るパートナーズの理念

── 数ある投資用不動産会社の中、独自の強みについて。

吉村 当社では、社員の人間力を徹底的に磨きながら仕事に取り組んでいます。営業全員がお客さまに直筆でお礼状を書いて、感謝の意を伝えるよう徹底。契約管理業務に携わるメンバーも同様に、誠意を持ってお客さまに接するなど、全員が顧客志向を貫いています。こんな時代だからこそ、原点に立ち返り、「人としっかり向き合う、寄り添う、提案する」という愚直な姿勢を積み重ね、昨年6月期には売上高5億2千万円を達成し、5期連続増収の大きな要因となりました。

 また、企業理念「粋に生きる、愛と本気の11カ条〜JOB FOR LOVERS〜」を策定しました。「仕事は自分でつくれ。」「仕事のご縁に感謝せよ。」「愛する人のために働く。」といった内容で、朝礼での唱和や理念カードの携帯を通じて、社員が理念を行動に落とし込めるようにしています。同時に社員が半期ごとに、自分自身との約束事を目標にすることで、自律的に業務へ携わるよう促しています。

── 採用でも独自の取り組みを行っているそうですが。

吉村 創業当初から新卒採用を見据えて、一貫して業界未経験者や営業未経験者の獲得を進めてきました。教育担当者のつきっきりの指導が奏功し、入社した営業全員が着実に成績をアップさせています。中には、前職がパタンナーで、外部との会話がほとんどなかった者がメキメキ頭角を現し、入社10カ月で年収がなんと4倍になりました。社員育成には、「こいつのために」という愛情が欠かせません。今年入社の新卒1期生も、これまで培ってきたノウハウを生かしてしっかり育て上げます。

── 今後の展望について。

吉村 国内の不動産マーケットには十分なポテンシャルがあります。一層ニーズを深掘りし、われわれの強みをさらに圧倒的なものとして高めます。その過程の中で年金対策や相続対策のニーズ深耕、ファンド運営などの事業参入も検討します。ただ、むやみやたらな規模の拡大は追いません。どんなに業容を拡大しても、お客さまに満足していただくという仕事の美学を大切にし続けます。そうすれば、景気に左右されない強固な事業基盤を築けるでしょう。

【会社データ】
パートナーズ
設立●2011年9月
資本金●1千万円
従業員●40人
所在地●東京都品川区

経済界からのお知らせ

最新号のご案内

経済界2019年4月号
[特集]
日本の「食」最前線

  • ・総論 日本の「食」から世界の「食」へ 成長産業となった農水・食品産業
  • ・「食」の輸出1兆円を支えるジェトロの役割
  • ・全国で進むブランド化「食」から始まる地方創生
  • ・上海で見た日本の「食」の未来
  • ・海外進出した外食チェーン「成功」と「失敗」の分かれ目
  • ・日本人が知らない中国の「日本食ブーム」の真実
  • ・消費税引き上げで始まる「外食VS中食」最終戦争

[Special Interview]

 星野晃司(小田急電鉄社長)

 「未来を見据えた挑戦で日本一暮らしやすい沿線をつくる」

[NEWS REPORT]

◆中国リスクが顕在化 電機業界に再び漂い始めた暗雲

◆持続可能な水産業へ 魚はいつまで食べられるのか

◆CES 2019現地レポート 家電からテクノロジーへの主役交代が鮮明に

◆相次ぐトラブルで業績悪化 SUBARUの見えない明日

[総力特集]

 2019年注目企業30

ページ上部へ戻る