経営者コミュニティ「経済界倶楽部」

経営者の心を満たす瞑想が真のホワイト企業を実現する–アイカワオフィス

2020注目企業38

 年1回のストレスチェックが義務化され、企業でも心の健康への取り組みが始まった。しかし、心の状態は一人一人違うだけにその対応は難しい。そんな中、ヒマラヤシッダー瞑想を通じて不動心と愛力を得ていく完全な人間力の開発ができ最高の癒やしが起こるという、ヨグマタ相川圭子氏のセミナーが注目されている。(『経済界』2020年4月号より転載) 

相川圭子氏

アイカワオフィス代表 ヨグマタ 相川圭子(あいかわ・けいこ)

 

過酷なストレス社会に必要な人間育成とは

 先の見えない世の中を生き抜き、さらに企業が発展し、日本が良くなっていくには、どのような人間育成が必要なのか。

 「今までの心を鍛えるだけのやり方で頑張っても、これからは限界の突破ができなくなってきます。なぜなら、ストレス社会で心も体も疲弊して生きづらくなっているのです。もう通常の人間力では限界であり、これからのビジネスパーソンに求められているのは神性な人格を持つ人、慈愛と叡智からの発想力とさらに生命力のある人間像やリーダーシップではないでしょうか」と語るのは、女性として史上初のシッダーマスター(ヒマラヤ大聖者)であり、ヨグマタ(宇宙の母)と称されるアイカワオフィスの相川圭子代表。

 「ビジネスでの能力開発のノウハウがアメリカからやってきて、心理学などの技法や宗教などの教えも取り入れ頑張ってきたビジネスパーソンは、今行き詰まりを感じているのではないでしょうか。あまりにも文化が発達し自然が破壊され、さらに科学の発達によりロボットが人間にとって代わり便利さを喜ぶ半面、何かが失われていく感があり、この文化のあり方に疑問が出てきました」と相川氏は指摘する。

 「今までのやり方はいずれも欲望とこだわりを推し進める結果であり、それが高じるとゆくゆくは人間のエネルギーも、世界のエネルギーも枯渇する問題となるのです。昨今のITなどで心を使い疲れすぎて、それを回復するのに効果があるということで瞑想に関心が持たれています。しかし、瞑想は単なるリラックスのための技法ではありません。真の瞑想は最高の人間になるため、究極の悟りを得るための最強の教えです。さらにそのときだけの利益を考えた利己的な教えではなく、宇宙的なバランスのとれた叡智からの導き、最高の人格と最高のリーダーになっていける実践の教えなのです」

 ヒマラヤ聖者が伝える瞑想は「ヒマラヤシッダー瞑想」と呼ばれ、単にリラックスのみでなくストレスを解消し、内側を覚醒させ、パワーを目覚めさせるという。

 「悟りへの段階を追った秘法の瞑想がコースになり、継続することによって神性な生命力と慈愛と知恵が引き出され、すべてを上手に対応できる人になるのです」

心の執着が人を振り回しエネルギーを消耗させる

 「人は心が自分と思い、その心の思いに振り回されています。自分のエネルギーでぐるぐる回って、高次元のエネルギーがないため、それを超えることができないのです。人は今まで得たものに依存して、安心を得ようとして執着し、その心に振り回され、生命力を消耗しています。この原因を改善しない限り混乱は続き、よりよい判断ができないのです」と人の心の状態について説明する。

 例えば今流行りのリラックス法は、一時的に心は執着から離れるものの、仕事や生活に戻ればまた同じ執着に心が振り回される。特に怒りや妬み、不安といった強い感情からくる執着は、心のエネルギーを大きく消耗させる。一人一人の執着の形や思いが違うだけに健康診断のストレスチェックでは判断は難しく、心が振り回されエネルギーを消耗している社員がいたとしても会社として対応することは難しい。

相川圭子氏

2017年5月ニューヨーク国連本部で演説を行うヨグマタ相川圭子氏

 「単に心をリラックスさせてもそれがまた執着となり、それを求めていろいろな癒しをあれこれ試し、エネルギーを混乱させるのです。心の執着を取り除くことで才能と愛を引き出し、人間の幅を広げるには悟りからの純粋なエネルギーと秘法の伝授が必要。それが当社のセミナーで教えている『ヒマラヤシッダー瞑想と教え』です。ヒマラヤシッダー瞑想は単に心のリラックスを目指すのではなく、先にあるのは執着で隠れていた愛と平和が内側から湧いてくる人になることなのです」

 今までの人生、家庭や仕事の環境が違えば心の執着も一人一人違うが、相川氏はヒマラヤシッダー瞑想を通じて一人一人に合った指導を行っている。それができるのは心のありさま、使い方を追求し、心の究極状態である「サマディ」(悟り)までを極めたシッダーマスターである相川氏だからこそ。

 「経営者にこそ『ヒマラヤシッダー瞑想』を学んでいただきたいのです。経営者の心が満たされれば、社員との接し方や指導方法も変わり、会社は良くなっていきます」

 相川氏の言う経営者の心が満たされた会社こそ、真のホワイト企業と言えるのではないだろうか。

 

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会社概要
設立 1972年
所在地 東京都目黒区
従業員数 25人
事業内容 ヒマラヤ聖者・シッダーマスター・ヨグマタ相川圭子が
伝えるヒマラヤの悟りと真の幸福の教えを通し、人生をより豊かに
する新しい生き方を学ぶための各種セミナー、講演会を主催
https://www.science.ne.jp/
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