「私のこと悲しまないでね。楽しく生きていってください」
『インコの手紙』が生まれるきっかけとなった友人が、死の直前に残した言葉。著者のあきばたまみさんは今もこの言葉を指針にしている。
友人とはNY留学中に知り合った。当時、歌手を目指していたあきばさんが自作した歌詞に、イラストレーターの友人がかわいい絵をつけて詩集にしてくれたのが『インコの手紙』のはじまり。彼女はあきばさんがパステル画家となるきっかけをつくった人物でもある。
その彼女が、あきばさんの故郷である福島が東日本大震災に見舞われたわずか3日後、肺がんでこの世を去った。
2007年に『インコの手紙』を出版してから、父の死、ペットの死、故郷の被災、そして大親友の死と、さまざまな経験をしたというあきばさん。これらの経験を通じて、あらためて感じたことを伝えるために、『インコの手紙 完全版』を出版した。
あきばさんは言う。
<何かいのちが尽きることには必ず意味があります。意味のない死なんてないのです。残されるものにとって死はとても悲しいこと。けれど、その死の意味を考え、どんなに小っちゃくてもいい、その悲しみがあったからこそ前向きに生きようという思いの輪廻で、この世は続いていくのだと思います。>
[読者の感想から]
「飼っていたペットを思い出してポロリと涙が流れました」(30代女性)
「親を亡くしてはじめて「ありがとう」が言えました」(60代女性)
「小学3年の娘がファンになり、積極的にお友達にすすめている姿が可愛くて、嬉しくなりました」(40代男性)
「13年介護し続けた夫。亡くしてはじめて、こんなにも寂しいとは。。。夫の前で素直になれなかった自分に心がチクッと痛んだ」(60代女性)
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