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「新人を即戦力に」会社の10年先の未来を創る採用・育成に注力

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人事分野のコンサルティングを専門とするLegaseed(レガシード)。新卒採用活動では実に年間で1万2千人の学生からの応募が殺到する。成功する採用の秘密は、新卒の意識を向上させ即戦力にする、同社の先進的なインターンシップ制度にある。

株式会社Legaseed代表取締役 近藤悦康(こんどう・よしやす)

 Legaseedは人材採用、社員教育、人事制度構築など、人事分野のコンサルティングを専門とする企業だ。中でも力を入れているのが新卒採用。「なぜなら組織をイノベーションするためには新卒採用を変革させることが一番の起爆となるからです」と近藤悦康代表は語る。

同社は2013年の設立と若く、社員も20人と小規模ながら、18年卒の新卒採用活動では年間で1万2千人もの応募が殺到。それは19年卒の「インターン人気企業ランキング」(Rakutenみん就)にも表れており、アサヒ飲料やNTTドコモを押さえて32位。優秀な学生だけを選び同年度は8人に内定を出した。「弊社は8割の新卒人材で組織をつくっています。それでも高い収益性を上げています」(近藤代表)。

東京・田町にあるオフィスにはカフェと見間違うキッチンとカウンターがあり、週3回、ランチがふるまわれる。調理は社員が2人1組のペアとなり持ち回りで担当する。働く環境に気を配る企業は多いがユニークなのは、これが福利厚生だけを目的としていないことにある。「コンサルタントとして必要な感性を身につけるため」だという。限られた予算と時間の制約の中で、いかにおいしく健康的な食事を提供できるかを相談して料理する。その考えることが業務にも活かされるそうだ。

このユニークな発想は採用にも見られる。「自社は実験室だと思っているので、他社がやっていないことを先駆けて挑戦しています」というのがインターンシップでの取り組み。通常、インターンシップは短期でアシスタント的なもの。そして無給。それを半年~9カ月と長期にし、インターンであってもクライアントを担当させ報酬も支払う。学生はその期間で仕事の本質を知り、会社の価値を理解した上で入社を決める。そうすることで「会社の未来を創りたい」という意識の高い人材だけが残る。しかもその新人は入社段階ですでに即戦力に育っているのだ。

近藤代表は「新卒は即戦力にならないと思われているが、実は即戦力にする取り組みをしていないだけ」と指摘。この新しい採用スタイルは今後のスタンダードになるだろうと予言する。

[会社概要]
設立/2013年
資本金/500万円
所在地/東京都港区
従業員数/30人
事業内容/人材採用コンサルティング
http://www.legaseed.co.jp/

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