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「家はスマホで買う時代」 ICTを活用し住宅業界の働き方に新風

人材育成企業20画像

株式会社ジブンハウス 代表取締役社長 内堀孝史(うちぼり・たかし)

全国で約90店舗の住宅販売チェーンを展開しているジブンハウスは、スマホで集客してセルフ見積りをして家を売る仕組みを開発、住宅業界で話題を集めている。創業2年半足らずのベンチャー企業にはITリテラシーの高い若者が集まり大きく飛躍しようとしている。

家を買うとき、消費者は住宅展示場に行って、営業員と相談しながら購入するのが普通だったが、最近は来場者が減り、成約率も落ちているのが現状。そこで同社が提案しているのが「家はスマホで買う時代」へのパラダイムシフトだ。

内堀孝史社長は「60年前は材木屋に行って腕のいい大工を見つけるのが住宅の買い方でした。その後は住宅展示場ができ、ハウスメーカー主導で売る時代が長く続きましたが、共働きで忙しい夫婦が休日に展示場に行くことが難しく、メーカーも売れなくて困っています」と言う。

そこで開発したのが20~40代の第1次取得層と重なるスマホ世代をターゲットにした新しい住宅の売り方だ。日本ユニシスとの協業で運営している仮想住宅展示場「MY HOME MARKET」にはスマホ上で複数の住宅メーカーのセミオーダー規格住宅が展開されており、そこには高精細のVRで創り上げられたバーチャルリアリティの世界が広がり、家の中の隅々や、周辺の環境まで臨場感あふれる映像が見られる。消費者は各種のプランを比較しメーカーに問い合わせるので、成約率は高くなる。土屋ホーム(本社・札幌市)は5月から同社のシステムを導入、TVコマーシャルを放映し、初月から大きな成果が得られたという。

VRは外販も行っており、どんな産業にも活用できる。また東京大学とコラボレーションしているAIとARを組み合わせた不動産AIR事業は、自分のライフスタイルに合った住宅と土地を選んでくれるアプリケーションサービス。ビジネスモデル特許を出願、これもさまざまな産業から引き合いが来ているという。

家の売り方が変われば住宅業界の働き方も変わる。内堀社長は言う。

「住宅業界は土日が仕事なので、他産業の人たちと家族でキャンプに行ったりして遊ぶことができません。また働き方も多様化している中で在宅勤務を増やせば多くの埋もれた才能を活かすことができます。当社は土日が休日ですが、1日休んで、あと1日は自分のために勉強しなさいと言っています。中身は何でもいいんです。今、本社を移転する計画がありますが、働きやすいオフィスデザインを考えています」

[会社概要]
設立/2016年2月
資本金/9,960万円(資本準備金含む)
所在地/神奈川県川崎市
従業員数/15人
事業内容/住宅販売会社のFC、VC運営。VR外販、AR/AI事業、仮想住宅展示場「MY HOME MARKET」事業等。
https://jibunhouse.jp/

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